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喉の違和感に注意!声枯れを起こす「ヒステリー球」はストレスが原因?

こんにちは。うい(@uiuiuipot108081)です!

私事ですが先日、夫と大喧嘩しました。

もー知らないっ!!勝手にすれば!?
ああ放っておいてくれ。俺に好きにさせてもらう

それからしばらくした後、再発したのです。例の アレ が。

あ”ー、あ”ー。ハァ、また始まった…

私は昔から、ある症状と共存してきました。精神的に強いストレスを感じたとき発症するこの症状の名は、通称「ヒステリー球」と呼ばれるものです。

といっても、かつてはこの症状に名前がついていることなど知りませんでした。意識し始めたのも、ここ数年になってからの話です。

軽度なら日常生活に支障はないため、発症していても気づいていないケースも多いといいます。

しかし言い換えれば、これは「心の疲労」のサイン。ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、ひいては体調不良や生理不順、妊活にも悪影響を及ぼしかねません。

ストレスとうまく向き合うためにも、ぜひこの症状について知っておいてください。そして思い当たる節があれば、私と一緒に改善を目指しましょう!

こんな人におすすめ

  • ストレス体質
  • 声が枯れやすい
  • 神経質だ
  • 悩みがある

「ヒステリー球症候群」とは

実はこのヒステリー球症候群という呼称は、内科領域において用いられる通称です。他にもいくつかの呼び名があり、いずれも症状としては同じようなものを指します。

  • 咽喉頭異常感症
  • 咽喉頭食道異常感症
  • 咽喉頭神経症
  • ヒステリー球
  • ヒステリー球症候群
  • 梅核気ばいかくき
MEMO
本記事ではヒステリー球ないしはヒステリー球症候群で統一しますが、他の呼称と同一と捉えてください。

「ヒステリー球」の具体的な症状

ヒステリー球は冒頭のとおり、広い意味で「のど」の違和感を引き起こす症状です。

  • 喉の違和感
  • 喉の異物感
  • 喉の詰まり
  • 声がかすれる
  • 声が出にくい
  • 飲み込みにくい
  • 息苦しい

これらの症状があるにも関わらず、器質的障害(病院の診断による異常)がないケースでヒステリー球」と診断されます。

咽喉頭に異常を訴える患者は、耳鼻咽喉科の外来においてかなり頻繁にみられる。これらの中には、例えば咽頭の魚骨とか、披裂部の浮腫といった病的所見のみられる例もあるが、一般耳鼻咽喉科的診察では、訴えに対応するような異常所見がみとめられない症例も多い。こうしたものが一般に”咽喉頭異常感症”と呼ばれている。

引用:咽喉頭異常感症に対する診断的治療

症例は個人差や程度の差が大きいですが、総じて「喉の奥に何かが当たっているような感覚」が特徴です。それが「たま」に例えられ、ヒステリー球として知られるようになりました。

私はいつも声がかすれて、周囲に風邪と勘違いされることが多いよ

前述のような症状が軽度で、日常生活に支障がなければあまり気に病む心配はありません。しかし常に症状で悩まされるようでは、早急な治療が必要です。

「ヒステリー球」と勘違いされやすい病気

先の症状に悩む人が内科や耳鼻咽喉科を受診したとき、まず疑われるのが以下の病気です。

咽喉頭の悪性腫瘍・良性腫瘍|副鼻腔炎(後鼻漏)|舌根扁桃肥大|喉頭蓋の形態異常|過長茎状突起|茎突舌骨靭帯の化骨|頚椎異常|口蓋垂の過長|唾液分泌異常|食道癌|胃癌|胃下垂|食道潰瘍|食道炎|食道静脈瘤|食道憩室|アカラシア|マロリー・ワイス症候群
甲状腺疾患|性ホルモン異常|悪性貧血|Plummer-Vinson症候群|糖尿病|強皮症

引用:Wikipedia「咽喉頭異常感症

難しい病名が多いですが、つまり症状だけでいえば咽頭がんポリープ食道疾患と似ているということ。しかし実際には、調べてもまったくの「異常なし」となるわけです。

ヒステリー球の症状に似た病気との因果は、実際の医療研究結果も参考になります。

川上は、内科を受診し食道疾患が疑われてX線検査を行った自験例126例の76%に器質的疾患が見られなかったとし、また中西らは、耳鼻咽喉科を受診し上記のような症状を示す患者1,386例の48.2%には器質的病変が認められたが、残りの過半数では異常所見を発見できなかったとしている。

引用:Wikipedia「咽喉頭異常感症

また海外では「全人口の45%もの割合の人が、人生で一度はヒステリー球を経験している」との調査結果もあります。それだけ身近な症状ということがわかりますね。

「ヒステリー球」になりやすい人の傾向

ヒステリー球を発症する人には、ある似通った傾向があります。

  • 30~60代の女性
  • ストレス体質
  • まじめ
  • 神経質
  • 我慢強い

臨床的に、男性より女性の発症率のほうが圧倒的に高いです。また若年層より40、50代以上に多いとの報告もあります。

性格でいえば共通して「ストレスを溜め込みやすい」人が該当します。我慢強さは武器にもなりますが、言いたいことを言わずグッと飲み込んでばかりいては、喉にストレスがかかります。

よく思い悩んで塞ぎ込みがちな性格の人や、総じてまじめな人がかかりやすい症状です。

私はだいたい当てはまってる…

「ヒステリー球症候群」の原因

ここまででヒステリー球症候群は「ストレス」と強い関連性があることがわかりました。しかしそれ以外にも、ヒステリー球を引き起こす要因は数あります。

  • 極度の緊張状態
  • 自律神経失調症・うつ病
  • 喉の過敏性
  • 更年期障害

以下で詳しく分析していきたいと思います。

強いストレス・緊張

ヒステリー球の原因は未だはっきりと解明されていませんが、中でもストレスと強い因果関係があることはわかっています。緊張が食道平滑筋の異常収縮を引き起こすのだそうです。

また人は恐怖感や悲壮感などの心理的ストレスを、さまざまな身体的症状であらわします。他でいうなら貧乏ゆすりなども一部該当しますし、「チック症」なんかもそうですね。

「チック症」とは
チック症(チック障害)とは、チック(突発的で、不規則な、体の一部の速い動きや発声を繰返す状態)が一定期間継続する障害をいう。

引用:Wikipedia「チック症

まぶたや肩の筋肉のけいれん、たまーに発症するのよね…

ストレス性の症状に覚えがあるなら、ヒステリー球も発症する可能性があるわけですね。

自律神経障害・うつ病

自律神経は、さまざまな内臓器官のはたらきを調節する役目を果たします。活動時には交感神経、休息時には副交感神経が優位になりますが、自律神経が乱れるとこのサイクルが狂います。

すると交感神経が優位にはたらき過ぎ、思考に反して身体が異常に緊張する状態に陥ります。その結果、ナーバスな喉に影響してヒステリー球を発症するのだそうです。

つまり「自律神経失調症」や「うつ病」を発症している人は、ヒステリー球を併発しやすいということですね。

MEMO
一般的には、根本的な心理的症状が治まるにつれヒステリー球も改善されていきます。

喉の過敏性

他にも潜在的な「喉の過敏性」が影響を及ぼしている可能性もあります。

喉の過敏性は、気管支喘息などを起こす気道過敏性と似ています。要は「喉を痛めやすい」性質ということ。炎症すると発熱を引き起こす「扁桃腺」が大きい人なども要注意です。

これを知ったとき、なるほどと思いました。なぜなら私は生来、喉が弱いからです。

私の喉エピソード

  • よく喋った翌日に声が出ない
  • カラオケで3曲歌うと声枯れ
  • 占い師曰く「喉が弱い星に生まれている」

友達との食事で2、3時間お喋りした翌日には、必ず声がかすれます。うがい薬は手放せません。

ある有名占い師に「何かあるとすぐ喉に出るわよ」と言われたの。ホントだよ!

また喉の過敏性によって必要以上に喉を意識するあまり、結果としてストレスに結びついているとの見方もあります。

更年期障害

前項にてヒステリー球は「40、50代の女性に多い」と述べましたが、これは「更年期障害」の関与が裏付けにあります。

更年期障害の症状を訴える女性が、同時に発症しているケースが多いようです。

「更年期障害」とは
性腺ホルモンの低下に起因する症候群で、主に女性での症候群を意味する。女性の更年期に見られる器質的原因に寄らない多種多様の症状を更年期症状と呼び、その中で生活に支障を来たす程度のものを更年期障害と定義される。

引用:Wikipedia「更年期障害

更年期障害は内分泌異常を引き起こします。それは唾液の分泌量の低下を招き、喉や口が渇きます。これが更年期障害の代表的な症状「ドライマウス」の原因です。

もっと踏み込んでみましょう。女性に欠かせないホルモン「エストロゲン」は皮膚や粘膜を保護し、うるおいを保つ役目をします。そして年齢とともに減少していき、口や肌を乾燥させます。

しかしこれは何も、目に見える影響に留まりません。

エストロゲンの減少は自律神経をも乱し、先の自律神経障害に繋がります。また喉が渇くことで、ヒステリー球を悪化させる要因にさえなり得るのです。

「ヒステリー球症候群」の対処法

ヒステリー球症候群は、悪化したところで生命の危機に瀕するような症状ではありません。しかしこれが影響して、他の病気やケガに繋がるリスクを見過ごすわけにはいきませんね。

ヒステリー球の一時的な改善方法なら、たくさんあります。飴を舐めたり、深呼吸をしたりすると一時的に回復しますが、それでは根本的な解決にはなりません。

ヒステリー球を治すためのヒントは、前項で学んだ「原因」を紐解けばおのずと見えてきます。

そこでここでは、ヒステリー球を改善するための効果的な方法を5つ紹介したいと思います。

  1. 言いたいことを我慢しない
  2. 喉の筋肉のストレッチをする
  3. 規則正しい生活習慣を心がける
  4. 漢方薬を服用する
  5. 病院で心理療法を受ける

実践するのが比較的易しい順に並べました。まずは①から試してみて、効果があらわれない場合はステップアップを検討してみてください。

①言いたいことを我慢しない

ヒステリー球を発症する人の傾向にあったように、「我慢強さ」は時としてマイナスに作用します。

具体例
上司に理不尽な問題で怒られました。あなたは自分の正当性を理解していますが、社内体制を鑑み、反論せずに申し訳ありませんでしたと謝罪しました。

あちゃー…。これはストレス、溜まるなぁ…

こういうケースが1度や2度であればまだいいですが、日常化しているなら事態は深刻です。

とはいえ、先のケースで上司に自分の気持ちをぶつけるというのも、なかなかハードルが高いというもの。そこでここでは、別の場で発散する方法を提案します。

  • カラオケで大声で叫ぶ
  • 信頼できる友達に話を聞いてもらう

自分の中でもやもやを抱え込むのは逆効果。煮え切らないことがあるなら、思いっきりさらけ出してしまったほうがスッキリしますよ。

②喉の筋肉のストレッチをする

原因の項でも触れましたが、ヒステリー球というのはいくつかの要因が絡んだ「喉の筋肉の緊張」が災いして起こります。

そこで、あえて身体的な側面からアプローチをしてみるというのも効果的です。

ヒステリー球に悩む人の声をみると、意外にも「」や「マッサージ」などフィジカルなケアで改善したとの報告が多くありました。しかしヒステリー球は、未だポピュラーとはいえない症状。専門院でない限り、ダイレクトな効果は期待できません。

それなら自分でストレッチを実践してみよう!という提案です。

  1. 手で両鎖骨の内側を軽く押さえる
  2. 押さえたまま、首を斜め上へ向ける
  3. 首を上へ向けたまま、ゆっくりと左右に振る

引用:大阪城東メンタルヘルス気功整体院

鎖骨を押さえた手で筋肉の動きが確認できれば成功です。無理のない範囲で続けてみてください。

③規則正しい生活習慣を心がける

前項で、ヒステリー球は自律神経と密接な関わりがあると学びました。さて、自律神経の乱れを誘発する日常的な要因には、何があると思いますか?

答えは、「不規則な生活習慣」です。こんな習慣に思い当たる人は要注意。

不規則な生活習慣

  • 慢性的な睡眠不足
  • 栄養バランスの偏った食生活
  • 昼夜逆転の生活
  • 運動不足
  • カフェインの過剰摂取

言い換えれば、以下を心がければ自律神経の正常なはたらきを促せるというわけです。

規則正しい生活習慣

  • 十分な睡眠時間の確保
  • 栄養バランスの整った食生活
  • 早寝早起きの生活
  • 適度な運動
  • コーヒーは1日3杯まで

私はすべて問題なさそう!

④漢方薬を服用する

手っ取り早く症状を改善したいなら、内服薬で治療するのが確実です。

ヒステリー球の別名「梅核気(ばいかくき)」は、東洋医学・漢方医学の呼称です。漢方の世界では、ヒステリー球を「梅の種が喉にある感じがして、飲むことも出すこともできない」と例えたことによります。

つまり漢方医学的には、ヒステリー球は決して珍しくない症状ということ。ですから、ダイレクトに効く漢方薬もちゃんとあります。

代表的な漢方薬を紹介するね!

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

名称 半夏厚朴湯はんげこうぼくとう
効果・効能 咽喉・食道部の異物感、不安神経症、せき
しわがれ声、のどのつかえ感

⑤病院で心理療法を受ける

通常であれば、前述のような内服薬を用いて症状が軽快することが多いです。

しかしヒステリー球の根本的な原因は「ストレス」。基礎にあるストレスや不安感を取り除かない限り、いつまでも再発のリスクと隣り合わせということになります。

根本的な解決を望むには、心療内科精神科でトークセラピーや認知行動療法が有効です。

「トークセラピー」とは
心の重荷になっている事柄を言葉で取り除くというもの。第三者に話すことで、冷静に自己を見つめ、自身では気づかなかった心の病への対処を目指す。

引用:大和薬品

「認知行動療法」とは
知療法・認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種。ものの考え方のバランスを取って、ストレスに上手に対応できるこころの状態をつくる。

引用:認知療法行動センター

とはいえ自分で改善を試みるうち、いつの間にかストレスも解消していた…といったケースが多いのも事実。我慢できない症状でない限り、まずは内服薬で様子をみるのがよさそうですね。

おわりに

私はこれまで、仕事で強いストレス環境に身を置く機会が多くありました。そこでストレス体質がクセになってしまった感じです。

私の場合、喉のイガイガや声枯れを感じた直前には、必ず思い当たる節があります。それは夫婦喧嘩であったり、仕事の悩みだったり、人間関係であったりします。

そしてそれらはいずれも、一時的であれ強いストレスを感じていました。

本来なら思い過ごしで済ませがちなヒステリー球症候群。数年前にふと調べたことで発覚してから、自分の中でこの症状との向き合いかたが変化した気がしています。

女性に多い症状です。

他人事と思わず、ぜひ心に留めておいてね!

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