こんにちは。うい(@uiuiuipot108081)です!
昨夜は夫が帰宅する前に就寝したんだけど、深夜に目が覚めて横見たら夫がいなくて、「えっ!?まだ帰ってきてないの?」って起き上がったらベッドの脇の床に寝てた。
という話を夫に話したら、「いや、助けてよ…」と。どうやらベッドから落ちていたらしい🙄
— うい (@uiuiuipot108081) September 19, 2018
突然ですが、私は昔から 寝相が壊滅的に悪い です。
そのうえ新婚の至りで不幸にもダブルベッドを購入してしまい、夫が毎夜のように脇へ追いやられる始末…。
夫へこうも言わしめた私の寝相の悪さは、子ども時代に遡ります。
これでも落ち着いたほうで、かつては睡眠中に360度グルグル回転し続けていたという逸話があるほど。
独身ならまだしも、結婚し、パートナーへ迷惑をかけているとあっては無視できない問題です。
そこで本記事では、まず寝相が起きる「原因」を探り、後半で寝相の「治し方」について検討していきます。
寝相の悪さがコンプレックスにある人や、パートナーの寝相に悩む人の一助となれば幸いです。
こんな人におすすめ
- 寝相が壊滅的に悪い
- 朝起きると反対方向を向いている
- 頻繁にベッドから落ちて目を覚ます
- パートナーの寝相が原因で寝不足だ
- パートナーの寝相を矯正したい
本記事にはPRが含まれます。あらかじめご了承ください。
寝相の根本的な「原因」とは
そもそも、我々はなぜ眠っている間に動く(=寝相が起こる)のでしょうか?
答えのヒントは、この4つです。
ひとつずつ見ていきましょう。
「基礎代謝量」が高い
一般的にいって、子どもはみな寝相が悪いです。
それはなぜかというと、「基礎代謝量」が高いから。
眠りというのは体全体の代謝を下げ、体から熱を逃がすことで脳や体が 活動を停止する 状態をいいます。
体の小ささに比べて活動量の多い子どもは、日中に溜め込んだ熱を放出しながら眠りにつきます。するとそのうち寝具が寝汗で蒸れ、体温を下げにくくなります。
ですから無意識に体を動かして眠りの環境を整え、低い体温を維持しようとするのです。
「体温」が高い
基礎代謝量に通じますが、人が本来持つ「体温」の高さも寝相に直結する可能性があります。
大人の平熱は「35℃台」から「37℃」と、幅があります。もともとの平熱が高いほど、睡眠時に放出する熱が多くなるのは自明…。つまり、
平熱が高い人ほど、寝相が悪い可能性
これに関連して、発汗しやすい夏場は比較的寝返りの回数が増える傾向にあります。
「徐波睡眠」が長い
睡眠中、人はこれら2つの眠りを90分間隔で交互に繰り返して、脳を休ませます。
レム睡眠は脳の活動が比較的活発で急速眼球運動を伴い、筋電図のレベルが下がるので体の休息状態ととらえられ「体の睡眠」、ノンレム睡眠は、脳があまり活動していない状態なので脳の休息状態と考えられ「脳の睡眠」と言われる。
このうち、寝相が起こる眠りは「ノンレム睡眠」。それも、とびきり深い「徐波睡眠」といわれる状態で起こりやすいです。
しかしこの徐波睡眠の割合は、年齢を重ねるごとに低くなるのが常。
しかしなかには、大人なのに 徐波睡眠が長い という異例のケースが存在します。これも寝相に通じる一因です。
徐波睡眠が長い大人の眠りのサイクル
何を隠そう、私自身も当事者のひとりです。
私は長年、「Sleep Cycle」というアプリで睡眠の記録を取っています。目覚ましアラームのほか、睡眠導入、眠りのサイクルを計る機能もついたすばらしいアプリです。

引用:Sleep Cycle
そしてこちらが、ここ数日の私のレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルです。ご覧ください。


うわっ…私の「深い睡眠」、長すぎ…!?
90分間隔はおろか、300分くらいノンレム睡眠なんですけど。3倍ですよ、 3倍 w
この測定結果からもわかるように、私はノンレム睡眠が人より長い傾向にあります。もちろん、徐波睡眠の状態もあったに違いありません。
この間、夫が寝相の餌食にされていたと思うと同情したくなりますね…。
眠りの質を高めるアプリ
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隠れた「病気」の可能性
このように、寝相は決して体に悪いことではありません。
ただし場合によっては、怖い「病気」が隠れていることもあるため注意が必要です。
睡眠時無呼吸症候群(別名:SAS)
睡眠障害としてポピュラーな「睡眠時無呼吸症候群」。実は寝相も、この病気のサインになることがあるのです。
あなたは大丈夫?「睡眠時無呼吸症候群」セルフチェック
とはいえ、寝相が悪いからといってすぐに「睡眠時無呼吸症候群」が疑われるわけではありません。
寝相の悪さにくわえ、以下の症状が併発している場合に限ります。
- いびきをかく
- 夜中にトイレへ起きる
- 倦怠感がある
- 寝汗が酷い
- 頭が重い
- 日中に眠気を感じる
もし幾つも思い当たる節があるのなら、睡眠時無呼吸症候群の治療が寝相改善に繋がる可能性があります。
治療法については、以下の記事が詳しくまとまっていましたのでぜひ参考に。
参考
『こんなにグッスリ眠れたのは何十年ぶり!? 』いびき&無呼吸の治療法を総まとめブログ部
寝相を改善するための具体的な「対策」
寝相は体の血液の巡りをよくし、快眠に繋げるなどメリットが多くあります。
しかしパートナーや家族に害が及ぶようでは、メリットとは言えません。そこでここでは、前項でわかった原因をもとに寝相の「治し方」を考えてみました。
さあ。早速、今日から実践してみませんか?
①寝室の温度を適温に保つ
先ほど、寝苦しい環境は発汗を促し、寝相を激しくすると学びました。
つまり、質のいい睡眠には 適度な室温 が不可欠ということ。以下を目安に、寝室の環境を整えてみましょう。
秋~冬 | 春~夏 | |
---|---|---|
室温 | 22~23℃ | 25~26℃ |
湿度 | 50~60% |
引用:日本睡眠科学研究所
これを見てもわかるように、発汗を防ぐためといって室温を低くし過ぎるのも逆効果。
人の体は、寒い環境で体温を維持するべく汗をかきます。この結果、逆に発汗を促すことになりかねないためです。
冷暖房を活用すれば、今夜から取り入れられる手軽な対策です。ぜひ実践してみましょう。
②日中にストレスを発散する
寝相の形はいろいろありますが、現代人で特に多い型は「胎児型」と呼ばれるものです。
この型は非常に警戒心が強く、日頃からストレスを溜め込んでいる証。
ストレス社会を生き抜く現代人は、無意識にストレスを溜め込んでいるものです。それが睡眠中、寝相として表面化しているわけですね。
普段から趣味などでストレスを発散するよう意識すれば、寝相の改善に繋がる可能性があります。
③睡眠30分前からスマホを断つ
自律神経の乱れは、睡眠の質に 直結 します。
スマホから発せられるブルーライトの刺激は、眠る前の自律神経に悪影響を与えます。その結果「睡眠障害」、なかには寝相にも影響を与えるとの研究結果もあるようです。
また、体を睡眠に向かわせる作用のホルモン「メラトニン」の分泌を阻害するともいわれます。
催眠・生体リズムの調節作用を担う。メラトニンが脈拍や体温、血圧などを低下させることで睡眠の準備ができたと体が認識し、睡眠に向かわせる作用がある。
引用:Wikipedia「メラトニン」
いずれにしても、眠る前のスマホは百害あって一利なし。
不眠にも繋がるため、睡眠の1時間前、遅くとも30分前までにはスマホを閉じましょう。
おわりに
1日あたり6時間睡眠と仮定してみましょう。
6時間×365日=2,190時間
驚くことに、人は1年あたり 91日間 分も眠っていることになります。
要はそれだけ、睡眠は人生になくてはならないものということ。
同じ6時間なら質の悪い睡眠より、質のいい睡眠のほうがいいに決まっています。この機会に、あなたやパートナーの睡眠を見直してみませんか?
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