こんにちは。うい(@uiuiuipot108081)です!
ポチッ …、っと。
突然の訃報や、定期的に催される法要の場など、頻度は少ないもののいざというときにないと困るのが、「礼服」。
冠婚葬祭で着用する正装のこと。そのうち葬儀や法事などの弔事で着るものを「喪服」という。
そんな礼服ですが、私は一着も持っていません。なぜなら、毎回 レンタル するからです。
効率性を何よりも重視する私が、毎回レンタルを選択する理由は何にあるのか。
その理由を、「 コスト 」と「 手間 」の2つの観点からご覧に入れましょう。
こんな人におすすめ
- 今すぐ礼服が必要だ
- 礼服の買い替えを検討している
- 購入とレンタルのコストを比較したい
- 礼服レンタルを利用してみたい
本記事では礼服のうちおもに「喪服」について言及していきますが、表現の都合上、本文では「礼服」に統一しています。あらかじめご了承ください。
本記事にはPRが含まれます。あらかじめご了承ください。
礼服のケース別コスト比較表
一般的に、礼服を調達する手段はこの2つです。
以下ではそれぞれのコストを細かく算出しながら、どちらが結果的にお得かロジカルに比較してみようと思います。
礼服の本体価格
まずは礼服本体の費用から。
同じ「アンサンブル」タイプの礼服をベースに比較した結果はこのようになりました。
- 30,000円
- 5,000円
購入時の商品代相場は約3万円
通販で礼服を取り扱う4社を独断でチョイスし、同タイプの喪服がいくらで販売されているか並べてみました。
A社 | 34,000円 |
---|---|
B社 | 29,000円 |
C社 | 26,900円 |
D社 | 19,900円 |
スーツ販売会社など品質にこだわる販売元では、おおむね3万円を超えてくる結果に。
対して安さをウリにする通販会社では2万円を割るものも多く見受けられます。全体をならすと、礼服の販売価格の相場は「3万円」というところでしょう。
レンタル代相場は約5千円
次に、礼服をレンタルした場合の” 礼服単体 “の費用を見ていきます。同様のサービスを展開するサイト3社の比較です。
E社 | 4,800円 |
---|---|
F社 | 5,800円 |
G社 | 5,184円 |
ブランド物でもない限り、同タイプの礼服なら価格差はほぼありませんでした。
小物類の価格
葬儀に参列する際は、小物にも気を配らなければなりません。
そこでここでは弔事で使用する小物類と、それぞれの販売価格・レンタル代を並べてみます。
販売価格 | レンタル代 | |
---|---|---|
ネックレス・イヤリング (パール) | 10,000円 | 1,000円 |
パンプス(黒) | 8,000円 | |
ストッキング (黒) | 500円 | |
礼装バッグ (黒) | 10,000円 | |
数珠 | 4,000円 | 500円 |
ふくさ | 4,000円 |
※当サイト調べ
すべて購入した場合は総額約3万円以上かかりますが、レンタルなら1回あたりたった1,000円ちょっとで揃います。
- 35,000円
- 1,500円
クリーニング代
礼服をレンタルした場合は不要ですが、購入した場合は着用ごとのクリーニングが必須です。
礼服はその性質上、着用間隔が広く空きます。汚れが付着したまま放置してはカビやシミのトラブルに繋がるため、着用とクリーニングはセットと考えたほうがいいでしょう。
ここでは私が利用しているクリーニング店の料金表から、先に挙げたアンサンブルタイプの礼服クリーニング代を算出しました。
ジャケット | 1,640円~ |
---|---|
ワンピース | 2,480円~ |
総額 | 4,120円~ |
このとおり、礼服を購入するとクリーニングに1回あたり4,000円以上もかかるのです。
- 4,000円
- 0円
礼服はデリケートな衣服なので、一般的に「デラックスコース」洗いが推奨されます。そのため通常のスーツ等より料金が割高になる傾向があります。
着用頻度
ここで購入時の1回あたりの費用を算出するため、「着用頻度」を考えていきたいと思います。
購入の場合、体型の変化や保管時の痛みなども加味し、おおよそ5年持てば十分でしょう。つまり、5年のうち弔事がどのくらいの頻度で発生するかという観点から計算していきます。
通夜・告別式
初七日
四十九日の法要
一周忌
三回忌
おひとりが亡くなられたと仮定し、向こう5年間のうちに想定される参列回数は約「4回」。
これにくわえその他のご親戚の年忌法要のほか、職場関係での万が一の訃報時に着用することを考えると…。うーん、およそ「10回」というところでしょうか。
1回あたりの総額
これまでをふまえ、購入時の1回あたりのコストとレンタル1回分の費用を比較した結果がこちらです。
品目 | 購入 | レンタル | |
---|---|---|---|
価格 | 1回あたり | ||
礼服一式 | 30,000円 | 3,000円 | 5,000円 |
小物類 | 35,000円 | 3,500円 | 1,500円 |
クリーニング | 4,000円 | 不要 | |
総額 | 10,500円 | 6,500円 |
驚きの結果が出ました。
礼服を購入して揃えるより、毎回レンタルするほうが1回につき4,000円もお得だとわかりました。
さらに保管の手間もなく、収納スペースに悩むこともない礼服レンタルサービス。やはり礼服は購入より「レンタル」一択といえるでしょう。
本検証はあくまで一例です。すべてのケースにおいて同様の結果が出るとは保証できませんので、あらかじめご了承ください。
「礼服レンタル」の利用手順
こんな心配はご無用。たった4ステップで慌しい時期でも無理なく利用でき、確実に届きます。
ここでは私ご用達の礼服レンタルサイト「RENCA」を例にとり、義親戚の法事で利用した際の一連の流れを紹介していきたいと思います。
私はこれまでいくつかの礼服レンタルサービスを利用してきましたが、どのサイトも一連の流れは変わりありませんでした。したがってRENCA以外のサイトにおいても、大まかな手順の参考資料としてご覧いただけます。
①サイト上で注文する
まずはサイト上で礼服を選び、レンタル予約をおこなっていきます。
1-1)礼服を選ぶ
礼服・喪服レンタル
女性礼服(宅配)
公式トップページで上記を辿ると、礼服の一覧が写真(サムネイル)付きで表示されます。
なお、礼服レンタルでは同じ衣装を他の利用者とシェアすることになります。あなたが利用したい日に誰かが使っていては、予約ができません。
それを防ぐためにも、「かんたん絞り込み検索」で利用日を入力しておくと便利です。ほかにもさまざまな要素から絞り込みができます。
- 利用日
- ブランド
- タイプ
- 価格帯
- サイズ
- 季節
1-2)利用日・付帯情報を選択する
サイズとフルセット(小物類)の有無を選択して「レンタルする」を押すと、利用希望日を選択するカレンダーが表示されます。
「○」と表示されている利用日をクリックして、商品の付帯情報を選択していきます。
- 「あんしんパック」の有無
- お届け日
- 数珠・ふくさの要不要
お届け日は2日前または1日前を選択できます。お届け日に関わらず返送日は「利用日の翌日」となりますので、受け取るのに都合のいい日を選択しましょう。
「あんしんパック」は追加費用1,000円で、レンタル品の汚れや破損時の補償をしてくれるサービスです。通常利用の範囲内のシワや軽微な汚れであればクリーニング代を請求されることはありませんので、必要時のみ加入するといいでしょう。
1-3)必要情報を入力して発注する
その後は画面の指示に従い、氏名や住所、電話番号などを入力していけばOK。
支払い方法は「代引き」「クレジットカード」「後払い」の3つから選べます。最後に自動配信される注文完了メールで、注文内容に誤りがないか確認しておくと安心です。
②宅配で礼服一式を受け取る
注文時に「2日前の午前中」着と指定していた荷物が、時間通り到着しました!
2-1)段ボールを開封し、中身を確認する
段ボール箱を開封すると、注文した礼服のほか、クリアホルダーに入った用紙3枚が同梱されていました。
内訳は以下のとおりです。
入っているもの
- 礼服一式
- ご返却の手順書
- 商品到着&返却チェックシート
- 納品書
- 返送時の着払い伝票
納品書は控えとして片づけて構いませんが、返却の手順書とチェックシート、着払い伝票、そして段ボール箱は最後まで使うのでそのまま取っておきましょう。
2-2)チェックシートと商品を照合する
チェックシートには、発送された商品の一覧がイラストつきで載っています。
- 礼服一式
- 靴
- バッグ
- ふくさ
- ネックレス・イヤリング
- ストッキング
- 数珠
各品目ごとに「発送」「到着」「返却」の3つのチェック欄が設けられており、発送時にひとつ「レ点」が入っている状態です。私たちは残りの欄にチェックを入れていくことになります。
まずは「到着」欄へ、同梱の商品と照合しながらチェックをしていきますね!
礼服一式
今回の礼服は、前項でも挙げたジャケット×ワンピースの「アンサンブルタイプ」をチョイス。
以前にも一度同じタイプを着用し、着ごこちがよかったのでリピートしました。ワンピースは5分袖で、暑い場合はジャケットを脱ぎ着して温度調節できます。
サラリとした素材で、春と秋にぴったりな一着です。
小物類(フルセット)
小物類フルセット(1,000円)+数珠・ふくさ(500円)の全内訳がこちらです。
どれも手入れが行き届いていて清潔感があります。数珠やふくさの色味は毎回異なりますが、いつも弔事にふさわしいデザインなので安心して利用できます。
黒ストッキングのみプレゼント品です。今まで破れたこともないし、品質に問題はありません。
③着用する
利用日が訪れたら、着用して出かけましょう。
汚れへ神経質になる必要はありません。礼服のことは気にせず、故人を悼んであげてください。
なお、こういったレンタルサービスで心配な「バッグの収納力」ですが、長財布にハンカチ、ふくさ、数珠、ファンデーションのコンパクトにリップくらいならラクラク入ります。
④宅配で礼服一式を返送する
しつこいようですが、お届け日に限らず返送日は「利用日の翌日」です。着用を終えたら、早速返却の準備へと取り掛かりましょう。
4-1)着用した礼服一式を箱詰めする
着用していた礼服のほこりを軽く払い、到着時と同様に箱詰めしていきます。
もちろんクリーニングは不要ですし、シワができていてもアイロンの必要はありません。靴も特別なお手入れは不要ですが、泥などがついていれば軽く落としておくと親切です。
4-2)返却チェックシートと商品を照合する
最後に、箱詰めした中身と照合しながらチェックシートの「返却」欄を埋めていきます。
- 礼服一式
- 靴
- 数珠
- アクセサリー
- バッグ
- ふくさ
到着時と異なり、プレゼント品のストッキングは同梱不要です。
チェックシートの最下部に「摘要欄」が用意されています。返却時、シミ汚れなど気になる部分がある場合はメモを残しておきましょう。この場合もクリーニングは不要です。
チェック欄がすべて埋まったら礼服一式に同梱し、段ボール箱に封をします。
4-3)同封の伝票を貼り付け、返送する
同封されていた着払い伝票を段ボール箱へ貼り付け、返送の手続きをします。最寄りの取扱いコンビニへ持参するか、集荷を依頼しましょう。
なお返送手続きの期限は一律、以下のように設定されています。
利用日の翌日17時まで
期限内に返送手続きをおこない、予定通りレンタル品の返却が確認されると「返却受付完了メール」が届きます。これでレンタルの一連の流れは、すべて完了です!
コンビニの場合、夕方の手続きでは翌日の集荷扱いとなるケースがあります。延滞料金加算などの予期せぬトラブルを防ぐためにも、できる限り早いタイミングで返送を心がけましょう。
「礼服レンタル」で実感したメリット
私が幾度となく利用している「礼服レンタル」。リピートしているのは相応の理由があります。
ここでは、利用者である私から見たリアルなメリットについて考えてみました。
保管の手間がない!
礼服を購入した場合のマイナスポイントは、この2つ。
- クリーニングに出す手間とコスト
- クローゼットの占有
着用するたび一式まとめてクリーニング店に持って行くのは、まあまあな手間です。くわえて1回あたりスーツの2倍近い料金がかかります。
さらにクリーニングから戻ったあと、自宅のクローゼットの一部を占領するのもつらいところ。
その点、礼服レンタルならこんな心配は 一切無用 です。
礼服レンタルのメリット
- クリーニング不要
- クローゼットを圧迫しない
早く届いて今すぐ使える!
礼服を購入した場合、必要時すぐに使える点はメリットと思いがちです。ただし、ここには” 盲点 “があります。
突然の訃報で、クローゼットの奥から引っ張り出した礼服。よく見たら 虫食い があった!
あると思います。
ただでさえ利用頻度の少ない礼服。クローゼットの奥深く、湿気のこもりやすい部分へ長きにわたり放置していては、状態をキープするのは至難の業でしょう。
ほかにも、久々に着たら体型が変わっていて「ブカブカだった」といったケースや、逆に「キツくて入らない」なんてリスクもあり得ます。
その点、礼服レンタルなら保管に神経質になる必要はないし、体型の変化の心配もなし。
礼服レンタルのメリット
- 今すぐ使える状態
- 最短即日発送
使ったまま送るだけ!
弔事ではお線香の匂いがついたり、粉が飛んで汚れたりといったリスクはツキモノです。
気をつけて着用していたつもりが、気づいたら胸元にうっすらと粉汚れが…。こんなとき、礼服レンタルではクリーニングをしてから返送すべきと思いますか?
はい。礼服レンタルなら、着用後は脱いだそのままの状態で返送すればオールOKです。
著しい汚れや破損が見られた場合は、後日クリーニング代の請求が入ることもありますが、通常利用の範囲内のシワやシミ汚れならその心配もありません。
もしどうしても心配なら、修理代完全補償サービス「あんしんパック」の付帯がおすすめです。
礼服レンタルのメリット
- 着たまますぐ返送できる
- わずかなシミ汚れは免除
おすすめ「礼服レンタル」サービス一覧
最後に、私がヘビロテしている「礼服レンタルサービス」をいくつかご紹介したいと思います。
いずれも本記事で取り上げた手順通りで利用が可能です。礼服レンタルの快適さを実感する手段として最適ですので、入り用の際にはぜひ活用してみてください。
礼服レンタル「RENCA(レンカ)」
まずは今回私が利用した礼服レンタル「RENCA」から。
礼服・喪服以外に着物や洋服など、実に6万点以上の豊富な品揃えです。礼服ひとつとっても幅広い選択肢があり、サイズ展開も申し分ありません。
一度、とある事情により注文内容を変更するためスタッフとやりとりしたことがあるのですが、その際も的確かつスピーディーに対応いただき、非常に助かりました。
公式サイトはこちら
礼服レンタルの「やました」
次に紹介するのは、RENCAと並んで礼服・喪服レンタル最大手の「やました」です。
商品数は業界最多。急な葬儀にも安心な「16時までの注文で即日発送」対応が評判を呼んでいます。
本記事のノーカラージャケットのアンサンブルも、業界最安値の4,800円からラインナップ。
公式サイトはこちら
おわりに
「その場にふさわしい礼服」を「いい状態」で着用して、参列後は「そのまま返送」。
いざというときに頼りになる「礼服レンタル」。あなたもぜひ活用してみてくださいね。
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