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高速バスに潜むエコノミークラス症候群のリスクと覚えておきたい対策

こんにちは。うい(@uiuiuipot108081)です!

先日、草津へ1泊2日の小旅行に行ってきました。

楽しかった「草津旅行記」はこちら
【草津温泉旅行記】都心からほど近く、週末旅行に最適な観光地だった!

旅行自体はとても楽しめました。しかし問題は、旅行後の 体の不調 です。

具体的には、帰宅した当日の夜から以下の体調不良に悩まされていました。

  • 脚全体がパンパンに腫れ上がる
  • 足首の太さが1.5倍になる
  • 膝裏に痛みを感じる
  • 歩き方に違和感を覚え、歩きづらい

この状態が帰宅当日から起算し、約3日間続きました。4日目になってようやく回復し始め、5日目になってほぼ完治した…という流れです。

もともと冷え性でむくみやすい体質ではありますが、これほどまでに危機感を覚えるむくみは初めてだったので焦りました。そこで医療ポータルサイトを通じ、現役の医師へ相談をします。

そうして私が、医師の助言をもとに組み立てた結論。それは、 思いも寄らぬもの でした。

こんな人におすすめ

  • 高速バスに乗る予定がある
  • 飛行機に乗る予定がある
  • 仕事柄、デスクワークが多い
  • 妊活中

長距離移動に潜む「エコノミークラス症候群」の罠

私の下肢に見られた強いむくみの要因はずばり、これです。

高速バスによる長距離移動

具体的には、長距離移動によって発症した「エコノミークラス症候群」が原因でした。

片道4時間程度でも、エコノミー症候群になるの!?

「エコノミークラス症候群」の発症例

エコノミークラス症候群の根本的な原因は、これにあります。

長時間座ったままの姿勢でいること

この条件に照らし合わせるとわかるとおり、エコノミークラス症候群を発症するケースの大半は「飛行機」であることは事実です。しかし何も、飛行機に限ったものでもありません。

フライト以外では、おもに以下のようなケースで発症が報告されています。

  • 長距離バス(夜行バス・高速バス)
  • 長距離フェリー
  • 長時間の車の運転
  • 観劇・映画鑑賞
  • 長時間の会議
  • 長時間のデスクワーク
  • 災害等による避難生活

「エコノミークラス症候群」の症状

エコノミークラス症候群の正体は「血栓けっせん」です。

「血栓症」とは
血栓は、血流が悪くなることでできる血のかたまりをいいます。長時間同じ姿勢でいることにより脚の血管が圧迫され、脚に血栓ができてしまう症状が「深部静脈血栓症」です。

深部静脈血栓症と一口にいっても、その程度には段階があります。

初期症状

  • 脚のむくみ・痺れ
  • ひざ裏やふくらはぎの腫れ
  • 脚の変色
  • 脚の鈍い痛み

これらの症状が自覚され「つらい」と感じる場合、まずは最寄りの医療スタッフへ相談しましょう。放置すると、以下のような重い症状へ進行する危険性があります。

危険症状

  • 下肢全体に強い痛み
  • 下肢全体に酷いむくみ

この症状がみられた場合、血栓が大腿部だいたいぶや骨盤内部、深部静脈を塞いでいる可能性があります。

私は危険症状まで進行していた可能性があるみたい…

発症タイミングは個人差がある

エコノミークラス症候群の多くは乗車中、もしくは降車後間もなく発症します。しかし中には旅行から1週間以上経過後に発症するケースもあるようです。

時間が経過してから発症する場合は、症状が重くなる傾向があります。

MEMO
旅行から日が経過していると、エコノミークラス症候群との関連性に気づきにくいです。旅行からしばらくは体調の変化に気を配り、もし脚に違和感を覚えた場合は早期に血液外科循環器科内科を受診しましょう。

「エコノミークラス症候群」の危険性

体調不良の女性

私の抱くエコノミークラス症候群のイメージは、危険であることに変わりはないにしても生命を脅かすような症状ではないという認識でした。

ところが、その先入観は 大きな誤り だったことがわかります。

深部静脈血栓症が進行すると、血管壁からはがれた血栓が大静脈を上行。そして肺の血管を詰まらせます。これを「肺動脈血栓塞栓症」といい、胸が痛くなる・心拍数が上がるといった自覚症状があらわれます。

さらに悪化すると失神呼吸困難に陥る危険性もあり、最悪の場合は に至ります。

私の症状が肺動脈血栓塞栓症の一歩手前だったらと思うと、恐ろしい…!

「エコノミークラス症候群」になりやすい人の特徴

エコノミークラス症候群を発症する人には、ある傾向があります。

厚生労働省の発表によれば、以下のケースに当てはまる人は特に注意が必要ということです。前項に照合するなら、いわゆる「血栓ができやすい人」が該当します。

  • 高齢者
  • 下肢静脈瘤のある人
  • 下肢の手術を受けた人
  • 骨折等のけがをしている人
  • 悪性腫瘍(がん)を患っている人
  • 過去に深部静脈血栓症心筋梗塞脳梗塞等を起こした事がある人
  • 肥満気味の人
  • 経口避妊薬(ピル)を使用中の人
  • 妊娠中または出産直後の人
  • 生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症等)を患っている人

中には投薬中や、体調の変化などにより発症しやすくなるケースもあります。「今まで発症していないから」といって過信するのは、大変危険です。

「不妊治療」とエコノミークラス症候群の関係性

ここで私のケースにフォーカスし、具体的な原因を探り出していきましょう。

私は今回に限らず何度も高速バスを利用してるし、フライトでも発症したことがないけど…?

では今回に限り上記に当てはまるケースがあったのか、という視点で分析します。すると、ひとつだけ思い当たる節に気が付きました。

経口避妊薬(ピル)を使用中の人

私は今現在、不妊治療中の身です。

私の実施している不妊治療一覧
不妊治療は、知識を身につけるところから一緒に始めてみませんか?

この旅行の1カ月ほど前に専門院へ転院し、本格的な治療を開始していました。くわえて旅行の数日前から治療の一環に、ピルを服用していたことへ思い至ったのです。

そのピルは、私がかつて服用歴のあるものより強い薬でした

ピルの名称 種類 血栓のリスク
トリキュラー28 低用量
ソフィアA 中用量

経口避妊薬(ピル)の副作用

今回私が服用していた中用量ピル「ソフィアA」の副作用は、このとおりです。

  • 血栓症
  • 四肢血栓症
  • 肺血栓症
  • 心血栓症
  • 脳血栓症
  • 網膜血栓症
  • 下肢の急激な疼痛
  • 下肢の急激な腫脹
  • 四肢脱力
  • 四肢麻痺
  • 血管浮腫
MEMO
ソフィアAの副作用は他にもありますが、エコノミークラス症候群に通ずる症状のみピックアップしています。

Wikipediaにおいても、ピルの副作用のリスクが大きく取り上げられています。

主要な副作用として血栓症が挙げられる。ピルは血栓が起こるリスクを3 – 5倍引き上げるとされ、イギリスで10年間に104人が血栓症で死亡したと公表されてされており、スウェーデンやニュージーランドでも集団訴訟が起こされている。

引用:Wikipedia「経口避妊薬

妊活を開始する前まで服用していたトリキュラー28に比べ、ソフィアAは約10倍ものホルモン量を含有しています。

今回に限り影響があったのもわからない話ではありません。

トリキュラー28を飲んでいた頃はまったく支障がなかったのも、わかる気がするね

高速バスで「エコノミークラス症候群」を防ぐ対策

今回の私のケースに限らず、エコノミークラス症候群のリスクは誰にもあります。

まさか高速バスで発症するとは思っていない人が大半ですから、つい対策を怠りがちです。しかし今後は、できる限りの対策を講じていくべきだと提言します。

痛くて歩けないほどの恐怖…もう二度と味わいたくない…!

ここではエコノミークラス症候群の予防策について、取り入れやすいものから6つ、ピックアップしてみました。

  1. こまめな水分補給を心がける
  2. こまめにトイレへ席を立つ
  3. 定期的に脚を動かす
  4. 体を締め付けない服を着用する
  5. むくみ対策グッズを持ち込む
  6. 休憩時間に体操をする

順を追って詳しく見ていきましょう。

①こまめな水分補給を心がける

水

バスの中は空調が原因で乾燥しています。この乾燥がエコノミークラス症候群に大敵で、血液の粘度が増すため血栓が起こりやすくなるといわれています。

乾燥を防ぎ、血液の流れをよくするためにはこまめな水分補給が必要不可欠

摂る水分も重要です。アルコールやカフェイン性の飲みものは利尿作用がはたらき、脱水症状に繋がります。

常温のミネラルウォーターや、ノンカフェインのお茶などがベターです。

バスの中では終始熟睡で、水分を摂取していなかったのも原因だったんだ…!

②こまめにトイレへ席を立つ

トイレットペーパー

長距離を移動する高速バスの多くには、トイレが設置されています。長時間同じ姿勢でいるのを避けるためにも、こまめに席を立つ行動は効果的です。

とはいえ頻繁にバスの中をウロウロするのは、マナー違反。頻度にして1時間に1回程度が無難です。

トイレに行った際には個室で大きく伸びをするなど、凝り固まった体をよく伸ばすようにするといいでしょう。

座席が満席で頻繁に席を立てない場合は、次の方法が参考になるよ♡

③定期的に脚を動かす

足

席を立たなくてもできる予防策に、脚の運動があります。

  • 脚や足の指をこまめに動かす
  • かかとの上下運動をおこなう
  • 足首を回す
  • ふくらはぎをマッサージする

私はずっと同じ姿勢で眠り続けていたから、あんなことに…

あれから長距離移動時は、席でまめに脚を動かすクセをつけています。脚がまったくむくまず、効果てきめんです!

④体を締め付けない服を着用する

ゆとりのある服を着る女性

ジーンズや、ウエストが締まった服を着たまま着席すると血行が悪くなるものです。

できれば高速バスの乗車中だけでも、下半身を締め付けないワンピースやウエストの締め付けを調整できるスカートなどを着用すると安心です。

下着も締め付けがきついものは避け、調整できる範囲でゆるめに着用するといいでしょう。

靴やスニーカーも脱いでおくと、足にゆとりができるよ☆

⑤むくみ対策グッズを持ち込む

脚がむくむ女性

むくみ対策に便利なアイテムを持ち込むと、移動時間を快適に過ごすことができます。

  • 携帯スリッパ
  • 着圧ソックス
  • マッサージローラー

携帯スリッパ

スリッパの支給があるビジネスクラスのフライトなどではいざ知らず、高速バスでスリッパが支給されるケースはほとんどありません。

足の締め付けを防ぐためにも、乗車後は靴を脱いでスリッパに履き替えるのが◎。

リボンつきのおしゃれなデザインなら、高速バスだけでなく友人宅のお上がりや学校行事にも使い回せます。

コスパもいいね!

着圧ソックス

着圧ソックスは、「キツいな」と思ったらすぐに脱ぎやすいひざ下までのものがベター。

ブラックなら、外で履いても目立たないからおすすめ♡

マッサージローラー

ふくらはぎのマッサージに便利な、マッサージローラー。

いろんな種類がありますが、ここでは顔・体用として汎用性の高いリファをチョイスしました。普段から美顔ローラーとして使っているものがあれば、それを持参したらOKです。

「リファ」を詳しく知りたいなら
アラサー女子が今欲しい、QOLがぐっと向上する3万円以下の実用家電4選

⑥休憩時間に体操をする

体操する女性

高速バスの場合、2~3時間置きにサービスエリアでの休憩時間が設けられています。

休憩時間はエコノミークラス症候群を予防するための、最大のチャンス。必ずバスから出て外の空気を吸い、大きく体を動かしてリラックスしましょう。

血流が巡り、血栓症の防止に効果大です。

トイレや売店に用がなくても、席を立つ習慣を身につけよう!

おわりに

危機感を感じるほどのむくみ。

味わったことがないとわからないものですが、本当に恐怖しかありませんでした。

発症時は休日だったのもあり、病院に頼ることもできません。家族総出であらゆる可能性を模索し、旅行の余韻を味わうヒマもありませんでした。

エコノミークラス症候群は、誰しも起こり得るリスクです。

決して過信せず、旅行時には特に注意して対策を取ってください。あなたの楽しい旅行の思い出が、病気で台無しにならないことを心より祈ります。

気をつけてね!

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