週末は、遠方より近くの穴場。南行徳デートで思い出したあの気持ち

こんにちは。うい（@uiuiuipot108081）です！

週末や連休に、日帰りでちょっとお出かけしたいと考えるあなた。

「南行徳」はいかがですか？

え？「何それ？」「どこそこ？」…ええ、そんな反応も甘んじて受け止めます。

何しろ、私も５年ほど前は同じ思いでこの地に降り立ったのですから。

しかし時を経た今となっては、南行徳は私の 忘らるる都 。今日この日、愛する夫と再びこの地を踏みしめたのには” 深い深いワケ “があるのです。

3分でわかる「南行徳（みなみぎょうとく）」

そもそも「南行徳」を何と読んだらいいか、わからない人も多いのではないでしょうか。

南行徳は「みなみぎょうとく」と読みます。

東京メトロ東西線の駅のひとつで、駅番号は「T19」。ご存知ディズニーランドで知られる舞浜へ、アクセス抜群な「浦安」駅がお隣りです。

しかし浦安と違い通勤快速も快速も止まることのない南行徳は、大半が住宅街で構成されます。

かといって、住宅以外に何もないというわけではありません。地域センターや銀行、大型スーパーに家電量販店、チェーン系飲食店など生活に根差す施設は充実。

暮らしやすく、都内に出やすい。 いわゆる、ベッドタウンなのです。

「南行徳」と私

さて、ここで私がマイナーな土地「南行徳」を取り上げた理由ですが、率直に申し上げて 昔住んでいた んですね。

私が上京にいたるまでのストーリーはプロフィールでご覧いただけますが、横浜から次に移り住んだのがここ、南行徳でした。そう、東京都をまるまる飛び越えたのです。

都会に憧れを持って上京したというのに、いつまでも東京都へ住めない皮肉。

しかしどんな土地も、住めば都というもの。

ここ南行徳は私にとって、恋に仕事に一生懸命だった独身時代の思い出が、ギュッと詰まった” 唯一無二の故郷 “なのでした。

もくじへ戻る

半日で巡る「南行徳」デート♡レポ

私が今の夫と出会った頃、住んでいたのが南行徳でした。

夫ははるばる横浜から、東京を飛び越えマメに会いに来てくれました。そのたび、手をつなぎながら南行徳の街をお散歩したものです。

ですから、南行徳は私ひとりだけではない「夫婦思い出の地」でもあります。

さあ。思い出と巡る南行徳ツアー、あなたもご一緒にいかがですか？

本日のデートコース

南行徳駅へ、実に３年以上の時を経て再び降り立った私。昔住んでいた土地の再訪など初の試みです。だからこそ、動揺を隠せませんでした。

かつて駅看板や改札がこれほど輝いて見えたことがあったろうか、 いやない 。

11:00～「街歩き」

ランチには少し早い時間帯です。折角なので、懐かしい街並みをぷらぷらと歩き回ることに。

南行徳は、写真の「南行徳駅前通り」を主軸に栄える街です。

南北にまっすぐと伸びるこの道路は、片側２車線で交通量も多く、トラックの往来も激しいです。この通りを囲うように店舗やマンションが軒を連ねます。

ここでは、そんな南行徳で私がヘビーユースしていたスポットをいくつかご案内します。

くすりの福太郎 南行徳店

私たち夫婦の間で「福ちゃん」の愛称で親しんだドラッグストア、その名も「くすりの福太郎」。

駅前通りの一歩手前に店舗を構える福太郎は、千葉のドラッグストアのアイコン的存在。品揃えの豊富さとお得さで、本当によくお世話になりました。

都内に越してからは競合マ○キヨユーザーとなってしまいましたが、ポイントカードは今も大事に取ってあります。

テックランド 南行徳店

南行徳の地に似つかわしくないほど、規模の大きい「テックランド」もあります。

Wi-Fiルータ、コテ（ヘアアイロン）の新調で来た覚えはあるのですが……。う～ん。

あ、そうそう。ここテックランド南行徳店には、大型スーパー「イオン」の連絡通路があります。電化製品購入ついでに、食材の買い足しもできちゃう！

イオン 南行徳店

「イオン 南行徳店」は、かつてダイエー 南行徳店として栄えていました。が、イオングループの完全子会社化を経て今は屋号を変更。内装はほぼそのままに、イオンへ転生しています。

地上１階に服飾雑貨、地下１階に食品や100円均一ショップ、その他専門店を構える大型スーパーです。日用品や電化製品も扱っているので、こだわりがないならここでだいたい揃います。

懐かしの オートスロープ

これが目に入った瞬間の衝撃は、忘れもしません。このスロープを降りて食材を買い求めていた日々が、唐突にフラッシュバックしたのです。

一見何てことのない日常にこそ、思い出は宿るものなのでしょうか……。ああいかん、涙が。

12:00～「ランチ」

懐かしい街並みに想いを馳せているうち、気づけばいい時間です。お腹も減ってきました。

今回の南行徳ツアー最大の目的、それはかつて「行きたいね」と話しながら叶うことのなかった” とあるステーキ店 “へ行くこと。

懐かしの Rib（リブ）

懐かしむのは程々に、今は腹ごしらえといきましょう。

いざ、入店。

この日はゴールデンウィーク真っ只中で、平日限定ランチメニューがないにも関わらず店内は盛況。遠方からやってきた観光客というよりは、地元の住民といった客層です。

店内の印象はいわゆる街のステーキ屋さんという感じ。飾らない親しみやすさに好感です。

３年の時を超えていざ、実食。

ステーキとハンバーグで悩んだ結果、ひとつずつ頼んでシェアすることに。この際ですし、気前よく看板メニューをオーダーしました。

まずは夫オーダーの「サーロインステーキ」から。この店ではお肉のランク別にメニューが分かれており、これは中でもトップクラスの上質なお肉が使われています。

サイズは50グラム刻みで200～300の3段階から選べますが、このとおり200でも十分な大きさ。

脂が甘くて本ッ当においしい。見た目はがっつりですが、それに反して繊細なお味がします。

お好みで３つのステーキソースをかけながら食べれば、飽きることなく完食できますよ！

次に運ばれてきたのは、私オーダーの「和風ハンバーグ」。サイズは200と300の2種類ですが、200グラムでもこの存在感です。

ステーキ店ならではのジューシーで肉々しいハンバーグと、甘いソースが絶妙にマッチ。量と質を兼ね備えながらもこの価格、コスパは最強といっていいでしょう。

余談ですが、この店ではパンが黒糖トーストなのも特徴。しかもウマイ。

食後はコーヒーかデザートを選べます。デザートの種類はこの３つ。

私は柚子のシャーベットをいただきました。お口直しにぴったりでしたよ♡

13:00～「お散歩」

念願叶った達成感と、想像以上のおいしさにこの時点で９割方満足していた私たち。とはいえ、我々には摂取したカロリーを消費する使命があります。

再び懐かしの街並みに目をやりながら、歩いて向かった先は「行徳ふれあい周回路」です。

正規ルートは行徳駅を始点としますが、私たちは南行徳の「塩浜橋」から合流しました。

ハイキングコース

塩浜橋から入った先は、緑いっぱいの散歩道が続きます。沿道には季節の花がたくさん咲いており、この日はラベンダーも見つけることができました。

ゴールデンウィークの中日からか人の往来も多く、子ども会のような団体とすれ違うことも。

野鳥の楽園

行徳ふれあい周回路の沿道には「行徳野鳥観察舎」があります。認定NPO法人が主催しており、野鳥の保護や研究の活動をおこなっているようです。

その正面に拡がる森は野鳥の楽園と呼ばれ、「行徳鳥獣保護区」として管理されています。

そうそう。ここ野鳥の楽園は、私にとって少しばかり苦い思い出が…。

夫と、ふと付き合ってた頃の話になった。

手料理の肉じゃがが美味しかったとか、公園でわたしが虫を怖がったとか、新居が決まった後の乾杯シーンとかを懐かしそうに語る夫を見たら、なぜか涙が止まらなくなった。

それを見た夫の「これからもこうして、ふたりで年を重ねていこうね😊」で涙腺崩壊…😭

— うい (@uiuiuipot108081) January 20, 2019

そう、 虫 です。

今となっては輝かしい思い出の1ページになりましたが、ここはいわば虫たちの楽園そのもの。女性は、覚悟して足を踏み入れてください…。

福栄公園

さらに歩を進めていると、突然視界が開けました。中継地点、「福栄公園」です。

本日の目的はあくまで「南行徳」にあります。

このまま順路を辿っていては行徳エリアへ踏み入れかねないため、このあたりでハイキングはお開きに。「南行徳駅前通り」へと、歩を戻すことにしました。

14:00～「お買い物」

福栄公園から南行徳駅前通りへ向かう道すがら、当時はなかった大きな建物が…。近づくと、スイーツののぼりが目に入ります。

うちの夫はよく気が利くから、お菓子と一緒にダイエットサプリも買ってきてくれるんだ……#錯乱 pic.twitter.com/nicIbTgpeE

— うい (@uiuiuipot108081) April 8, 2019

何を隠そう、私は大のお菓子好き。三度の飯よりおやつが主食といわんばかりで、夫も呆れるレベルのお菓子の消費量を誇ります。

そんな私が、「シャトレーゼ」を前に正気を保っていられるわけがありません。

本日のシャトレーゼ戦利品

放っておくと際限なく買うと思ったのか、夫から言われたお菓子の上限額は「1,000円」。千円札を握りしめ、悩みに悩んで選び抜いた本日のお土産ラインナップは…！？

スマホでスクロールできます

見てください！こんなにたくさん買って、なんと700円ちょいです。驚きのコストパフォーマンスじゃありませんか？

ちなみに余った予算でアイスクリームを買い、夫とふたり仲良く食べました。とても幸せ。

15:00～「ひと休み」

イオン 南行徳店の脇に出て、南行徳駅前通りをそのまま北上しつつ、駅方面へと歩を進めます。

ランチ以降、休憩といっていい休憩もないまま歩き続けているのです。いくらお散歩好きの夫婦といえど、疲れの色が見えてきました。

ここ「ヨガ＆カフェ bresブレス」は、私たちの関係が一気に縮まったきっかけといえる場所。

ある仕事帰り、何かで落ち込んでいた私が夫（当時は彼氏）へメールで「つらい、悲しい」と訴えたんですね。すると数時間後、彼から一通のメールが届きました。

慌てて着替えて向かうと、夫と店員さんが笑顔であたたかく迎え入れてくれたのです。

「おかえり。」

このときの感動は、とても言葉では言い表せません。

お恥ずかしいですが当時の私には、彼が「困ったとき、どこへでも駆けつけてくれる白馬の王子様」に見えてならなかったのです。

再びいざ、入店。

ヨガ＆カフェ ブレスはその名のとおり、ヨガスタジオも兼ねた店舗です。

ですから、小上がりの先は一面がフローリング。カフェタイムはローテーブルとクッションが配置されており、足を伸ばしてくつろぎながら食事をいただけます。

この日の店内は、女性のグループ客で大変賑わっていました。

カフェドリンクでホッとひと息

化学調味料や添加物を一切使わない、自然派「発酵ごはん」が売りのブレス。そのこだわりは、ドリンクとて例外ではありません。

コーヒーひとつとっても玄米や、穀物を使っているなどこだわり十分。ノンカフェインも用意があります。

自家製の蜂蜜とレモンを使ったドリンクは、疲れた身体に染み入るおいしさです！

もくじへ戻る

「南行徳」おすすめデートスポットまとめ

さて。カフェでほっとひと息つきながら、今日訪れたスポットをおさらいしてみましょうか。

①ステーキハウスRib（リブ） 北栄店

まずは、本日のランチで訪れた「ステーキハウスRib」です。

南行徳駅からは徒歩15分強と、決して駅近とはいえない立地にありますが行く価値は十分にあります。お散歩がてら、ぜひ足を伸ばしてみてください。

定番のステーキはもちろん、ハンバーグ、ビーフシチューなんて隠しメニューもあります。

食べログで見る

さらに詳しく知りたい方はこちらから。

メニューも細かく記載されています。何を食べようか、今から悩んでしまいますね♡

今すぐチェック

ステーキハウスRib

②行徳ふれあい周回路

総距離６km弱を誇る、行徳～南行徳間を公園で結んだ「行徳ふれあい周回路」。

だいたいの道がコンクリートで舗装されているため、お散歩気分で気軽に楽しめるハイキングコースです。緑豊かな沿道を眺めながら、マイナスイオンでリフレッシュできます！

なお、厳密には行徳ふれあい周回路は２種類存在します。

このうち、私たちの辿った順路は後者「公園・緑地めぐり編」です。

なお、いずれも行徳～南行徳駅間を往来する点では変わりありません。歴史が好きなら寺・神社めぐり編を選んでもいいですね♡

③シャトレーゼ 行徳店

「シャトレーゼ 行徳店」は、イオン 南行徳店の角を曲がって少し歩いた先にあります。

店内はけっこう広くて、いろんなジャンルのお菓子が幅広く取り揃えられていました。自宅用にバラ売りや、ギフトに便利な箱入りも販売されています。

ゴールデンウィークというのもあってか、駐車場は満車で行列ができていました。

食べログで見る

店舗情報について詳しく知りたい方は、以下のバナーをご利用ください。商品のラインナップが知りたい方は、公式ホームページが便利ですよ！

今すぐチェック

シャトレーゼ

④ヨガ＆カフェ bres（ブレス）

ランチに、お茶に気軽に立ち寄りたい「ヨガ＆カフェ bres」。

心と身体を整える「ヨガクラス」と玄米・発酵をたっぷり使った「ヨガごはん」で、身も心もキレイになれるやさしい空間です。

時間帯によって色んな表情を見せるブレス。あなたは、どの時間に訪れてみたいですか？

食べログで見る

さらに詳しく知りたい方はこちらから。ヨガクラスに興味があれば、公式ホームページからチェックしてみてくださいね。

今すぐチェック

ヨガ＆カフェ bres

もくじへ戻る

おわりに

今、こうして夫とおだやかな日々が送れているのも、南行徳で過ごしたあの時間のおかげ。

決して派手さはありませんが、ときどき訪れたくなる不思議な魅力を備えた街、南行徳。今度は紅葉の季節にでも来ようかしら？

クリックで応援

人気ブログランキング

【谷中・根津・千駄木】レトロな下町食べ歩き♡谷根千デートの決定版
ある日ある夫婦の横浜元町・みなとみらい一日デートコースに密着