こんにちは。うい(@uiuiuipot108081)です!
さて。今回私がやってきたのは、かの有名な星野リゾートが誇るブランド「界」の一施設。
その名も、 界 箱根 でございます。
妹
母
おっと。ご紹介が遅れました。
実は今回の旅、夫婦ではなく 母 と 妹 の「女3人旅」で計画しております。夫はお留守番です。
女子が3人いれば、大批評会が始まるのが世の常。
そしてそれは、 天下の星野リゾートとはいえ例外ではありません 。
楽しみにしていた「界 箱根」。家族3人心ゆくまで満喫しながら、また他方では周囲に目を光らせつつ、1泊2日の非日常を味わってきました。
「星野リゾート界」のリアルな口コミや感想・評価に飢えるあなたへ、送ります。
じゃらん公式はこちら
こんな人におすすめ
- 界 箱根へ宿泊を検討している
- 宿泊者のリアルな口コミが知りたい
- 界 箱根のいろんな写真が見たい
- 界 箱根の宿泊滞在記が読みたい
本記事にはPRが含まれます。あらかじめご了承ください。
「チェックイン」のレポート・評価
チェックイン時間も迫る頃、ホテルの正面にある駐車場へ車で乗り入れた私たち。
すでにスタッフの方が気持ちのいい笑顔で待機しており、そのまま駐車スペースへ案内してくださいました。降りると、他のスタッフも駆け寄ってきます。
手荷物を持っていただきながら、ロビーへと誘導されます。
「ウェルカムドリンク」を斬る!
母の目が光りました。
母
ドリンクは、箱根産オレンジの「絞りたて生ジュース」とのこと。
冷たいジュースをいただきながら、宿泊代表者の私が「チェックイン」の手続きを進めました。
「内観」を斬る!
チェックインを済ませたあと、スタッフの方に誘導されつつ館内の案内を受けます。
フロント・ロビー
大きなガラス張りの窓から望む箱根の新緑が、目にまぶしく映ります。
箱根の名物「寄木細工」の数々が並ぶギャラリーも必見。ディスプレイされた本は、お部屋へ持ち込みも可能です。
ロビーの端には、ドリンクのセルフサービスエリアも設けられていました。
売店
何といったらいいでしょう。
星野リゾートのイメージに俗臭を入れたくないのか、品揃えが物足りません。
お部屋でつまむお菓子などはおろか、おつまみも一切置いていませんでした。あるものといえば、少々のお土産と寄木細工の置物くらいなのです。
妹の目が一瞬、曇りました。
妹
欲しいものは、チェックイン前に買い揃えておくことをおすすめします。
客室棟
界 箱根では、ロビーや温泉のある本棟と客室棟で2つに分かれています。
本棟と客室棟の狭間に位置する「中庭」が、こちら。
館内は禁煙なので、喫煙したい場合はこちらで吸うことができます。
中庭を見下ろしながら、スタッフの案内を受けつつ渡り廊下を進んでいく私たち。
妹
さすが 星野リゾートクオリティー 、といったところでしょうか。
ただの渡り廊下が芸術的ですし、外壁と外壁の隙間から見える新緑には目を奪われます。
「花兎」「胡蝶」など、ひとつひとつに名前のついた客室。
さーて、お手並み拝見といきますか♡
「お部屋」のレポート・評価
「お部屋」でスタッフの方から案内を受けたあとは、晴れて自由時間です!さあ行け者ども!
「眺望」を斬る!
妹が、目を輝かせて言いました。
妹
お部屋に入ってすぐ目に飛び込んできたのが、視界を覆うほどの新緑。ロビーでも感動した箱根の景色を、お部屋でも望めるなんて!
バルコニーへ出ると、雄大な箱根の森を大パノラマで見ることができます。
「設備・備品」を斬る!
寄木細工がテーマの「界 箱根」。設備や備品の随所に、寄木細工が取り入れられています。
さて、まずはひととおりお部屋の探検から始めましょうか。
ベッド
界 箱根はお布団ではなく、ロータイプのベッドを採用しています。
「ふわくもスリープ」と名付けられた界オリジナルのマットレスは、文字どおりふわふわで、疲れた身体をやさしく包み込んでくれるようでした。
客室の種類により、3名以上のご利用時はお布団を敷く場合があります。
洗面台
お部屋の洗面台はこのとおり、 広々 !
アメニティーは大浴場にも用意がありますが、お部屋にもほとんどすべてが完備されています。
アメニティーの詳細は、お風呂の項で解説します。
洗面台横に添えられた風呂敷包みの中には、あると便利な備品が入っていました。
- ヘアブラシ
- ヘアバンド
- 綿棒
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- コットン
ちなみにこの風呂敷、「バッグ」代わりに使うことが可能です。
「ドロップバッグ」や「バルーンバッグ」など、さまざまな包み方がイラストつきで解説されています。界オリジナルのデザインで、うれしいプレゼントですね♡
館内着
お部屋には館内着が2種類、用意されています。
- 浴衣
- 作務衣
母の目が光りました。
母
それもそのはず。
この浴衣、麻の中でもっとも高級といわれる亜麻100%なのだとか。販売もありますが、なかなかいいお値段をしています。
お茶セット
こちらが、茶器や冷蔵庫が置いてある流し台のスペースです。
母
またもや、母の目が光りました。
お部屋に置いてあるお茶菓子は、小さなおまんじゅうだけ。
いえ、おいしいのです。 おいしいのですが!
母
安価な旅館でも、抹茶を立ててくれたり、豪華なお茶菓子でもてなしてくれるところは数あります。界の看板を背負うなら、もう一押しほしかったというのが正直なところ。
お茶もセルフサービスというのはちょっと残念でした。求めすぎでしょうか。
「お風呂」のレポート・評価
母へ「旅館で重視するポイントは何か」、インタビューしてみました。
母
これにはふたりとも納得です。
そして次点、いや人によっては、 もっとも重視するポイント になり得るのは…?
母
…ということで、第二の関門「お風呂」へいざ行かん。
大浴場や更衣室では撮影が禁止されているため、一部の写真を公式サイトより拝借しております。予めご了承ください。
「景色」を斬る!
妹の目が輝きました。
妹
「界 箱根」の象徴ともいえるのが、この半露天風呂。
一見ガラス張りかと思いきや、これ、 窓がないのです 。目の前に拡がる緑と、湯面に反射する景色のコントラストは圧巻の一言。
ただし、この壮大な眺望を得るにはわずかな代償があります。
妹
母
冬場は寒さが、夏場は虫(セミとか…)が気になります。「代償を払わずして大切なものは手に入らない」…ということか。
冬場の寒い時期はお部屋のお風呂で身体などを洗ってから、ご利用するのをおすすめします。
四季折々の眺め
私たちが宿泊した5月は、ちょうど新緑の美しい季節でした。
しかし界 箱根の誇る絵画のような景色は、四季折々でいろんな表情を楽しめます。その一例をご紹介しますね。
秋には「紅葉」、冬には「雪景色」を望めることも。まるで、生きた絵画のようですね!
「アメニティー」を斬る!
前項でも触れたアメニティーですが、界 箱根はアメニティーの品揃えと質が 段違い です。
スキンケア
- クレンジング
- 化粧水
- ボディローション
- 洗顔ソープ
- 乳液
界オリジナルの和漢生薬成分を用いたスキンケアは、肌が内側からしっとりします。
備品
界 箱根では、必要な備品・アメニティーはすべて大浴場にも完備されています。
バスタオルやフェイスタオルも使い放題です。手ぶらで何度も温泉に入れるのは、うれしいポイントですよね。
「湯上がり処」を斬る!
ふー。あったまった……。
お風呂から上がると、そこには「湯上がり処」と称するスペースが設けられていました。
ここでは黒豆茶や梅・柚子みつを使ったドリンクが振舞われています。もちろんすべて追加料金なく、何杯でも飲んでOKです。
妹
母
母の目が光りました。
ガラッ
まさかの 凍ったみかん
湯上がり処に設置された大きな冷凍庫には、冷凍みかんのほかアイスキャンディーもたくさん入っていました。お部屋へ持ち込みも可能です。
入浴前に袋へ取り出し、常温に置いておくことで、湯上がり時にはほどよく解凍されて食べごろになる。
「食事」のレポート・評価
温泉にゆっくり浸かったあとは、旅行の一番のおたのしみ「食事」のお時間です!
界 箱根のレストランは半個室のつくりです。
ほかの宿泊客と同じ空間ではありますが、頑丈な仕切りが入っているので会話も漏れないし、落ち着いて食事をいただくことができます。
「夕食」を斬る!
妹
先付け
宝楽盛り
お椀
揚げ物
蓋物
台の物
食事
甘味
全部とはいきませんが、折角ですしできる限りご紹介しながらいただきたいと思います!
献立の内容は季節や時期に応じて異なります。予めご了承ください。
先付け
先付け「燻製サーモンの和風パリソワール」
母の目が光りました。
母
コンソメのジュレの上に、じゃがいもの冷たいスープ「ビシソワーズ」を注いだフランス料理。
確かに、一見して燻製サーモンに合うとは思えない料理ですが…?
母
母曰く「燻製サーモンの香ばしい風味が、じゃがいものまろやかさと絶妙に調和していた」とのこと。料理評論家か。
宝楽盛り
いろんな器へ、芸術的に盛られたお料理たち。端には生花まで添えられています。
- 八寸「フォアグラ苺射込み」ほか
- お造り「お造り取り合わせ」
妹
寄木細工の重箱を開けると、とれたての新鮮なお刺身が顔を出しました。白身魚は、あえて醤油でなく梅肉のタレでいただくのがおすすめです。
すべて味もさることながら、目で見て楽しめる最高のお料理でした。
全メニューの中で一番華やかなお料理なので、集合写真を撮るならこのタイミングがベストです!
お椀
お椀「春山三彩進上」
宝楽盛りを楽しんだあと、次に運ばれてきたのは色鮮やかな「真薯」です。
揚げ物
揚げ物「鶏の最中射込み揚げ」
思わず驚いたのは、モナカの中に鶏肉を入れて揚げたお料理です。
妹
チキンナゲットみたいな食感、とでも表現したらいいでしょうか。添えられたピクルスもお口直しになり、いい箸休めになりました。
台の物
パチリ。
台の物「豆乳メレンゲ鍋」
メレンゲが落ち着いた頃、スタッフの方がお野菜とお肉を入れて器へよそってくださいます。
これが本当においしくって!
妹
母
正直かなりお腹いっぱいだったのですが、パクパクとイケちゃいました。
甘味
界 箱根のデザートは2種類の選択式です。
「桜のデザート盛合せ」と迷ったのですが、今回私がチョイスしたのはこちら。
甘味「軽やかなチーズのムース」
そう。このデザート、箱根の名所「大涌谷」にある 黒たまご をモチーフにしているのだとか。これも黒たまごと同じように、食べると寿命が7年延びるのでしょうか?
んー、あんまり長生きしたくないなぁ……
大涌谷の温泉池で茹でることで、硫化鉄の作用により黒い殻となったゆで卵。「1つ食べるごとに7年寿命が延びる」という謂われがある。
「朝食」を斬る!
少し時間を早送りして、まず先に翌朝の「朝食」へ参りましょうか。
内訳はこんな感じ。
- 甘酒
- 炊き合わせ「鶏と豆腐のつくね」ほか
- 蒸し物「温泉玉子」
- 焼き魚「鯵の干物」
- 練り物「焼きかまぼこ・力はんぺん」
- 食事「白飯・味噌汁・香の物」
箱根といえば、小田原が近いです。そして小田原といえばやはり かまぼこ は欠かせません。
左上の大きな器には、お餅のような弾力のある力はんぺんがたっぷりと入っていました。モチモチとしていて、本当においしかったのですが…?
妹
妹の目が、そう言っているように見えました。
きのこの味噌汁
ちなみに、お味噌汁は大きな鍋に入った状態で運ばれてきます。
しめじやえのき、まいたけ、しいたけなどいくつものきのこがたっぷり入っており、ダシが効いてしみじみとウマイ。
「サービス」のレポート・評価
お風呂や食事がいくらよくても、接客が悪ければすべては 台無し 。
そこでここでは、星野リゾート界 箱根の「接客・サービス」について見ていこうとおもいます。
「ご当地楽」を斬る!
「界」各施設では、地域の文化に触れることのできるイベント「ご当地楽」を開催しています。
伝統工芸を体験できたり、ショートムービーで歴史に触れたりなど、施設によりさまざまなおもてなしがあります。今や界の名物となり、ご当地楽目的で「界めぐり」をする人もいるそう。
星野リゾート「界」の宿泊を目的として、全国各地を渡り歩くこと。
ここ界 箱根では「寄木CHAYA」と称する催しがあり、寄木細工の紙芝居を観賞できました。
季節のお菓子とお飲み物?
寄木細工の歴史と発展を知ることができ、有意義な時間を過ごせました。ただ…、
母
そうなのです。
パンフレットや公式ホームページのどこを見ても載っている、この文言。
東海道を旅する人たちの交流の場・休息の場であった峠の茶屋同様、箱根ならではの寄木の器で季節のお菓子やお飲み物でおもてなしします。駄菓子のふるまいなどもお楽しみいただけます。
引用:星野リゾート界 箱根
えーと。季節のお菓子やお飲み物、駄菓子、一切何も振舞われませんでした。
茶屋と銘打っているにも関わらず、です。画像にある駄菓子の入った引き出しは、最後まで開けられることはありませんでした。
飲みものについては、ラウンジのセルフサービスを促される始末…。
お客が2組だけだったからなのかわかりませんが、非常に残念な思いをしました。お客の数はどうあれ、同質のサービスを提供してほしいと思います。
「貸出品」を斬る!
界 箱根ではさまざまな備品の貸し出しがあります。
このほか、ちょっとした時間潰しにも最適な「おもちゃ」も用意があります。
- トランプ
- ジェンガ
妹
ジェンガ
お風呂から帰ってきたときにはふたりとも爆睡中で、 ひとりジェンガ をする悲しいアラサーです。どうぞご査収ください。
1時間後
やっとふたりが起きてきたあと、改めて女3人が本気でジェンガした結果がこちら。
最終形態ジェンガ
妹
母
私たち、箱根で何してるんだろう…。
「星野リゾート界 箱根」の施設情報
「星野リゾート界 箱根」の詳細はこちらです。
ホテル名 | 星野リゾート界 箱根 |
---|---|
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋230 |
公式HP | https://kai-ryokan.jp/hakone/ |
じゃらんでチェック
おわりに
ここで最後に、お部屋以下の各項目をスコアで評価してみましょう。
いろんなことを述べてきましたが、3人が最終的に行き着いた結論はこのとおりでした。
「界 箱根」は値段相応か、それ以上の価値がある宿
特に食事は文句なしの満点といっていいでしょう。お風呂も、あれほどの絶景を望める露天などそうないに違いありません。
というわけで、タイトルの問いかけに対する回答は満場一致のこちらです。
参りました!
温泉地なら「石和」もおすすめ
【石和温泉旅行記・前編】山梨の観光名所を夫婦が徹底的に遊び尽くす!
王道「草津」も外せない
【草津温泉旅行記】都心からほど近く、週末旅行に最適な観光地だった!
クリックで応援
【谷中・根津・千駄木】レトロな下町食べ歩き♡谷根千デートの決定版
【石垣島旅行記・前編】夫婦でゆく沖縄離島。大自然が与える試練