こんにちは。うい(@uiuiuipot108081)です!
南青山。
おしゃれで洗練された雰囲気を醸すこの土地に、厳かな風格を備える教会が2つあります。
教会の名は「サンタキアラ教会」と「ル・アンジェ教会」。
トレンドのガーデンウェディングにぴったりで、いずれも人気の挙式会場です。そのよく似た外観から比較対象になりやすい両者ですが、具体的にどんな違いがあるのでしょうか?
公式サイトはこちら
こんな人におすすめ
- 南青山で挙式を検討中
- ガーデンウェディングが憧れだ
- サンタキアラとル・アンジェを比較したい
本記事にはPRが含まれます。あらかじめご了承ください。
「サンタキアラ教会」と「ル・アンジェ教会」項目別比較
ここでは両者へ足を運んだ私が、以下の6つの項目から厳しくジャッジしていきます。
私は後者「ル・アンジェ教会」で挙式しました。ここでは事実を裏付けに、できるだけ公平な目線で比較に取り組んでいます。
①教会の格・設備
まずは結婚式の要、挙式会場として使われる「教会」から。
- テーマに統一性がない
- 本物の教会の風格
サンタキアラ教会とル・アンジェ教会が「似ている」といわれる理由の大きなところが、教会の外観です。どちらも自然あふれるカントリー風の佇まいで、似た雰囲気をまとっています。
サンタキアラの教会「テーマに統一性がない」
サンタキアラ教会は、入口から奥まったところに位置しています。道路に面するセレクトショップには木々がうっそうと生い茂り、トンネルを抜けた先にガーデンが拡がっていました。
肝心の内装はというと、外観とは打って変わって近未来的なつくり。照明の演出はすばらしく、中2階に聖歌隊を配置したダイナミックな演奏には圧倒されます、が!
外観のナチュラル感との落差がいなめず、テーマに統一性が感じられません。
サンタキアラの評価 | |
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教会 | ★★☆☆☆ |
ル・アンジェの教会「本物の教会の風格」
ル・アンジェ教会は、実際に本物の教会として利用されています。
歴史を損なわない程度に、挙式会場として改装されています。ゲスト用の椅子は長い年月をかけてキズが重なり、それがまたいい味を醸します。
余計な装飾は一切せず、本物志向を貫く姿勢に高評価です。
本物志向ゆえ、ゲストは挙式中に写真撮影禁止など少し厳しい制限が入ります。
ル・アンジェの評価 | |
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教会 | ★★★★☆ |
②披露宴会場の内装・雰囲気
次に、ゲストたちに料理をふるまいながら結婚を披露する場「披露宴会場」へ移ります。
- 導線に少々難あり
- アットホームな一軒家
サンタキアラ「導線に少々難あり」
サンタキアラ教会では、教会前の庭の向かいに披露宴会場への入り口があります。
ゲストはまず1階で受付し、その後螺旋階段を昇って2階の披露宴会場へ向かう形です。螺旋階段は見た目はおしゃれですが、幅も狭く、昇降しづらいと感じました。
加えて個人的に気になったのは、 披露宴会場の配置 です。
階段を昇ってすぐ先が会場のため、入口から扉を挟みません。開放感はありますが、冬場などは空調が行き届くのか少々不安に感じます。
会場の暖炉はハリボテ。一見して洗練された印象はあるものの、所々安っぽい感が否めません。
サンタキアラの評価 | |
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披露宴会場 | ★★★☆☆ |
ル・アンジェ「アットホームな一軒家」
ル・アンジェ教会の披露宴会場は、以下2つから選べます。
店名 | スタイル |
---|---|
ラ・ロシェル南青山 | フレンチ |
リヴァ・デリ・エトゥルスキ | イタリアン |
ラ・ロシェルはフレンチの巨匠・坂井宏行氏がオーナーシェフを務める超一流の名店。
味は確かなのと、教会の真横に位置する好立地がメリットです。ただ会場内は狭く、窮屈さを感じないためには招待客50人以内が限度という印象。
一方エトゥルスキは、一軒家を 丸ごと 借りられるのが最大の特徴です。
挙式~披露宴の待ち時間では、会場2階の広々とした空間でウェルカムドリンク片手に、のびのびとくつろいでいただけます。
ル・アンジェの評価 | |
---|---|
披露宴会場 | ★★★★☆ |
③料理の味・見映え
次はゲストの印象に残りやすい「料理」です。
- カフェの域を抜けきれない
- 本格派イタリアン
お祝いをしてもらった感謝を込め、心づくしの食事をふるまいたいものですよね。
サンタキアラ「カフェの域を抜けきれない」
サンタキアラ教会の料理は、ブライダルフェアで提供のあった料理をもとに評価します。
ブライダルフェアでは、ミーティングルームで食事がふるまわれました。パソコンや書類を拡げるデスクの上に食事のプレートが広げられたときは、どうしたものかと思いましたが…。
料理はどれも、冷蔵庫で冷やされた作り置きでした。
食べられるのかわからない食材も載っていたり、トレイの上にスプーンが直置きされていたりで、正直いって「カフェのグレード」だと感じました。
この点は、夫とも意見が一致しています…。
サンタキアラの評価 | |
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料理 | ★☆☆☆☆ |
ル・アンジェ「本格派イタリアン」
ル・アンジェ教会の料理は、 一流の味 でした。
私たちは先に挙げた披露宴会場のうち、イタリアンのエトゥルスキで披露宴を催しました。イタリアンといえど、フレンチに勝るとも劣らない格式です。
ゲストに確実に喜んでもらえる料理だと、自信をもって断言できますね。
希望があれば、契約前に格安で食事をすることもできます。自分の舌で本物のコースを味わってから判断できるのは、大きなポイントです。
ル・アンジェの評価 | |
---|---|
料理 | ★★★★★ |
④ドレスのデザイン・質
花嫁の最大の関心は、この「ドレス」に注がれるでしょう。
- ナチュラル感が至高
- ホテルウェディング寄り
両者とも独自のドレスショップと提携をしており、基本的には提携ショップ内で完結する必要があります。ラインナップはオリジナルブランドの他、有名ブランドの取扱いもアリ。
衣装の持ち込みが禁止されているわけではないですが、持ち込み料の負担が発生することがあります。詳しくはお問い合わせください。
サンタキアラ「ナチュラル感が至高」
サンタキアラ教会提携のドレスショップは、「PRIMACARA」です。
突き詰めると好みの問題にはなりますが、サンタキアラ教会の「ナチュラル感」と上手に融合していると感じました。どれも凝りすぎず、絶妙な抜け感がとてもかわいいです。
プリマカーラのドレスなら、サンタキアラ教会の前できっとよく映えるに違いありません。
見ているだけでワクワクしてきます♡ぜひカタログを見てみてくださいね。
今すぐチェック
サンタキアラの評価 | |
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ドレス | ★★★★☆ |
ル・アンジェ「ホテルウェディング寄り」
ル・アンジェ教会は、タカミブライダルが展開するコスチュームブランド「AMESSA」が提携先です。
あの超有名ドレスブランドが大元というだけあり、安定感はバツグン。幅広いサイズ展開と、豊富なラインナップはさすがの一言に尽きます。
しかし好みの話になるのですが、ナチュラルな雰囲気の教会と印象が異なる気がします。どちらかといえばホテルウェディング寄りのデザインが多いように思えてなりません。
私はウェディング・カラーともに運よく最高のドレスと出会えましたが、気になる人は、契約前にドレスのカタログをチェックするといいでしょう。
今すぐチェック
ル・アンジェの評価 | |
---|---|
ドレス | ★★★☆☆ |
⑤スタッフの質・接客
結婚式の準備にあっては、本当にさまざまな「スタッフ」と連携を重ねていくことになります。以下は、あくまでその一例です。
- ブライダルプランナー
- フローリスト
- 介添え人
- ドレスコーディネーター
- 司会者
スムーズに準備を進めるためにはスタッフの能力はおろか、相性といった部分も無視できない問題でしょう。この点はどうでしょうか。
- 教育が行き届いていない
- プロのサービス体制
サンタキアラ「教育が行き届いていない」
サンタキアラ教会のスタッフについては、ブライダルフェアで受けた印象から評価します。
教会の設備について紹介を受けたスーツ姿の男性スタッフは、教育が行き届いていないと感じました。マニュアル一辺倒の口調には、私たちも空いた口が塞がりません。
いやどんな感じだよ。
また別の場面では、エレベーターでミーティングルームへ案内してくれた女性スタッフ。
あろうことか、スーツジャケットの背中の継ぎ目が 派手に破けていた んです。接客業たる者、清潔感は大事な要素だと思うのですが…。
サンタキアラの評価 | |
---|---|
スタッフ | ★☆☆☆☆ |
ル・アンジェ「プロのサービス体制」
ル・アンジェ教会はスタッフの質がもうすばらしい。 すばらしい!
プロ意識の行き届いたスタッフで構成されていて、ストレスなくスムーズに準備を進行することができます。
特に私の担当プランナーの能力がすばらしく、 タスク管理の鬼 といえる私の先をゆく心配りはまさにプロそのもの。レスポンスが素早く的確で、非常に助かった覚えがあります。
ほかのスタッフも教育が行き届いており、いつ訪ねても気持ちのよい接客を受けられました。
ル・アンジェの評価 | |
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スタッフ | ★★★★★ |
⑥コスト・割引率
挙式会場を選ぶ決め手となるのが、「費用」といえるでしょう。
- 費用の内訳が不透明
- 割引率が高い
ブライダルフェアで予算の話になったら、まずはぜひ「2割減」で伝えてみてください。余裕を持って伝えると、足元を見られて費用が膨れ上がります。
それぞれブライダルフェア時の初期見積と、後者は実費をもとに検証を進めますね。
サンタキアラ「費用の内訳が不透明」
サンタキアラ教会の初期見積では、65名規模で「320万円」でした。
概算見積 | 390万円 |
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割引 | -70万円 |
【初期見積】 | 320万円 |
この見積、正直いってかなり不明点が多いです。
時期的な特典はわかるものの、謎の「お車代負担キャンペーン」という割引や、フェア担当プランナーのこの言葉。
おいおい…。そんなのアリ?何だか一気に不信感が膨らみましたね…。
挙式費用はある程度言い値な部分もあると思うので、巧みな言葉で割引を適用させるのも容易いとは思いますが…。会場の品位を疑ってしまいますね。
サンタキアラの評価 | |
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コスト | ★★★☆☆ |
ル・アンジェ「割引率が高い」
ル・アンジェ教会の初期見積では、65名規模で「325万円」でした。
概算見積 | 430万円 |
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割引 | -105万円 |
【初期見積】 | 325万円 |
時期的な割引(サマー・ウェディング特典)の率が大きかったです。
最終的には初期見積とほぼ変わらない金額に落ち着きましたが、内訳はガラリと変わりました。準備を進めるなかで取捨選択をしない限り、予算はどんどん膨らみます。
ル・アンジェの評価 | |
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コスト | ★★★☆☆ |
総合評価
最後に、改めてサンタキアラ教会とル・アンジェ教会各々のスコアを振り返ってみましょう。
サンタキアラ教会の総合評価【3点】
外観の洗練された雰囲気は好みですが、外堀だけ固めて内側の追求が甘いという評価です。内側というのは、ここでは「ブランディング」「会場のつくり」「料理・接客の質」を指します。
ル・アンジェ教会の総合評価【4点】
本物志向の教会、広々とした会場、一流の料理、最高のサービス…どれをとっても前者に勝ります。同ジャンルの会場として比較するなら、ル・アンジェ教会に軍配が上がるのは明白です。
「南青山」の地で「ガーデンウェディング」を望むなら、費用の面でいっても「ル・アンジェ教会」が最適です。
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