こんにちは。うい(@uiuiuipot108081)です!
お寿司、おいしいですよね。
でもそのお寿司、あなたは正しい作法で食べている自信がありますか?
お寿司は日本に伝わる伝統食。品を重んじる日本ですから、当然決まった「マナー」があります。
高級寿司店や接待の場面などでは 必須級 の知識です。
大丈夫。今日ここで学んで、明日から実践していきましょう。
本記事では服装から食べ方まで、女性が知っておくべき「お寿司マナー」を全網羅。
高級寿司店でのデートを控えている方、大切な取引先との接待を予定している方など、ぜひご活用ください。
こんな人におすすめ
- お寿司デートの服装に悩んでいる
- 寿司店での接待を成功させたい
- お寿司の食べ方がわからない
- 寿司店での「タブー」を知りたい
本記事にはPRが含まれます。あらかじめご了承ください。
女性がお寿司を食べるときの身だしなみ
回転寿司ならいざ知らず、カウンターで食べる高級寿司店となると服装にも気を遣います。
ドレスコードのない寿司店でも、最低限の 礼儀 は必要。
身だしなみも「マナー」に含まれると心得て、ここで一緒に学んでいきましょう。
お寿司に相応しい「服装」
こうは言いましたが、ハッキリ言って服装に大きな制限はありません。
ただし、寿司店は「和」を貴重とする静かな空間。あまりにフランクな服装では、店内の雰囲気を損ねる恐れがあります。
具体的には、以下のような服装はできる限り避けたほうが無難です。
- Tシャツ
- ジーンズ
- スニーカー
- パーカー
- サンダル
スーツやワンピースにパンプス、といったスタイルが万人受けしやすいものと思われます。
また女性ならお化粧はナチュラルメイク、ヘアスタイルも華美なものは避けるといいでしょう。
お寿司に相応しい「アクセサリー」
アクセサリーは つけすぎ厳禁 。
なぜなら、寿司店のカウンターはとても繊細なつくりをしているからです。指輪やブレスレットなどの接触で傷つく恐れもあります。
腕時計をしている人は、カウンターについたら腕時計を外す、といった心遣いが大切。
カウンターの隅に置いて、いつでも時間を確認できるようにするといいでしょう。” ワンランク上の女性 “をアピールできます。
お寿司に相応しい「香り」
もうひとつ、身だしなみで注意したい点は「香り」です。
お寿司は五感で楽しむもの。目で見て、香りを楽しみながら舌で味わいます。
それを香水で遮ってしまっては、すべてが 台無し !
同席者はおろか、ほかのお客さまにまで迷惑が及ぶ恐れがあります。
もしつけたいなら、香り控えめなタイプをフワッと纏う程度にしましょう。エルメスの「ナイルの庭」は、甘さ控えめでシーン問わずおすすめです。
女性が身につけたい、品の良いお寿司のマナー
準備が整ったところで、いよいよ寿司店に入ってからのマナー講座へ移ります。
寿司店のマナーでもっとも気をつけたいのは、この2つ。
そこで以下では、これら2つのテーマに沿って解説を進めていきます!
お寿司の「食べ方」マナー4つ
お寿司の食べ方で最低限心得ておきたいポイントは、4つあります。
①淡白なネタから注文する
本来、お寿司には食べる順番のマナーが存在しません。
ただし、実は 暗黙の了解 があります。
具体的には、以下のようなネタが該当します。
- タイ
- サワラ
- スズキ
- ブリ
- シマアジ
- ヒラメ
- カレイ
- カンパチ
- ハマチ
- イサキ
実はこのルール、理にかなったものだからこそ浸透しました。
先に甘くて濃いネタを食べてしまうと、味覚が薄れてしまうからです。薄い味のネタは先に食べるのが定石、というわけですね。
②ネタを横にして醤油をつける
握り寿司の醤油のつけ方にも、決まったマナーがあります。
お寿司を取るのは手でも箸でも構いませんが、いずれも横に倒してから、ネタに少量の醤油をつけるようにします。
このとき、間違ってもシャリへ醤油を浸してはいけません。
そうしてネタへ醤油をつけたら、そのままネタを下へ返しながら口へ運ぶのが正しい食べ方。
難しいと感じるかもしれませんが、実践すると案外食べやすいことに驚くはずです。
箸に挟んだお寿司から、醤油がポタポタと滴り落ちるのは「涙箸」というマナー違反にあたります。心配なら、醤油皿をお寿司に添えながら口へ運びましょう。
③ひと口で食べきる
大口を開けるのが恥ずかしいからって、お寿司を噛み切りながら食べていませんか?
そのとおり。お寿司はひと口ですべて食べきるのが基本的なマナーです。
お寿司を噛み切ってお皿へ戻す行為は大変失礼です。同じように、お皿の上で箸で切り分けるのも絶対にいけません。
どうしてもひと口で食べきるのが難しいなら、あらかじめ大将にこう伝えておきましょう。
④軍艦巻きには醤油を垂らす
いくらやウニなどの軍艦巻きは、食べ方が少し特殊です。
②のとおり、ネタを横に倒してしまうと中身が落ちてしまいます。ですから軍艦巻きに限っては、醤油をつけずに 垂らす のがポイント。
「ガリ」や添えてある「きゅうり」を醤油へ浸し、ネタの上へ少量垂らすのが正解です。
寿司店でタブーな「言葉」2つ
お寿司には専門的な業界用語がたくさんあります。以下はその一例です。
業界用語 | 意味 |
---|---|
シャリ | すし飯 |
ネタ | 具材 |
ガリ | 生姜の甘酢漬け |
むらさき | 醤油 |
なみだ | わさび |
アガリ | お茶 |
おあいそ | お会計 |
しかしこのなかで2つ、お客さまが 絶対に使ってはいけない 用語があります。
以下で答え合わせしていきましょう。
「アガリ」
一つ目の答えは「アガリ」。
私たちもよく聞き慣れた単語ですが、そもそもなぜお茶のことを「アガリ」というのでしょうか?
江戸時代の花柳界にて、お客が引くことを「お茶」になぞらえて広まった。現代でも、寿司店で「お客の食事があがる」こととして広く活用されている。
つまり店側で「お客さまの食事があがったからお茶を出して」という意味合いに使われる言葉であり、客側が言うと矛盾してしまうのです。
お茶が欲しいときは素直に「お茶ください」と伝えましょう。
「おあいそ」
もうひとつの答えは「おあいそ」でした。あなたはわかりましたか?
店側が「愛想がなくて申し訳ございません」の意を込めて発する言葉。
お会計時に「おあいそ!」なんて言ってしまうと、寿司店にとって 大変失礼 にあたります。
私たちの立場では、「お勘定お願いします」でOKです。
おわりに
寿司店や同席者、周囲のお客さまへの気配りからにじみ出るものが、本来の「マナー」です。
ぜひ日本の伝統に想いを馳せつつ、正しい作法でお寿司を味わってくださいね。
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