こんにちは。うい(@uiuiuipot108081)です!
私事ですが先日、入籍から2周年を迎えました。
そこで夫の提案もあり、” 入籍2周年記念 “と題して旅行を計画することに。はじめは海外のリゾート地を検討していましたが、長距離フライトが苦手な夫に譲歩すると選択肢が狭まります。
そんな折、母の一言をきっかけとして急遽、候補に浮上したのが「沖縄離島」でした。
母
海外よりもリーズナブルで、飛行距離も短い。何より写真で見る真っ青な海に魅了され、即決しました。
夫婦ともに沖縄本島の旅行歴はありますが、離島は初です。沖縄離島といえば「宮古島」が代表されますが、今回は母イチオシの水牛車を味わうため、第二の島「石垣島」を選択しました。
今回の旅の基本情報
- 4月上旬
- 滞在日数は2泊3日
- 往路早朝便/復路深夜便
- 3島周遊オプショナルツアー有
- 現地移動手段はバス&徒歩(レンタカーなし)
- 天気予報は曇りのち雨
旅行記でありながら、石垣島の各種施設・観光スポットの紹介も含めた「ガイドブック」としてもご覧いただけます。あなたの旅の計画にぜひ、お役立てください。
本記事にはPRが含まれます。あらかじめご了承ください。
1日目前半「新石垣空港~石垣島めぐり」
2泊3日という限りある旅程のなか、現地滞在時間を極力確保するために私が選んだ手段はそう、早朝便でした。前夜22時には就寝し、翌朝 3時に起床 というハードスケジュール。
まだ真っ暗な住宅街を抜け、始発 で羽田空港へ向かいます。
空港で朝ごはんを買うつもりでいたのですが、危うく初っ端からつまずくところでした。羽田空港のコンビニは5時半にならないと開店しないなんてマメ知識、需要ありますか?
ファミマのありがたみを胸に刻みつつ、東京を発ちます。
新石垣空港(南ぬ島 石垣空港)へは直行便も開通していますが、まだ本数も少なく、時間も中途半端なため今回は那覇を経由しました。写真は那覇空港上空から見た名もなき離島です。
新石垣空港内で海鮮ランチ
合計4時間弱のフライトを経て、新石垣空港へ到着したのは10時半を少し過ぎた頃でした。
羽田空港で軽く朝ごはんを食べて以来、何も口にしていなかったのでふたりともお腹がペコペコ。まずは腹ごしらえということで、空港内で早いランチをとります。
- タ魚ライス
- 鮪のロコモコ丼
- 海鮮サラダ
石垣市内の人気店「海鮮・島料理 源」の空港支店で、現地の魚を使ったメニューをチョイス。セットの味噌汁が体に染みわたるおいしさでした…。
「海鮮・島料理 源」の店舗情報
「海鮮・島料理 源」の詳しい店舗情報はこちらです。
店名 | 海鮮・島料理 源 |
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住所 | 沖縄県石垣市字白保1960-104-1 石垣空港国内線旅客ターミナルビル1F |
営業時間 | 9:00~20:00 |
公式HP | http://ishigaki-gen.com/page/airport |
食べログでチェック
ホテルへチェックイン
ホテルの無料送迎バス到着まで時間に余裕があったので、空港周辺を散策することに。
この日の天気予報は曇りでしたが、沖縄らしく温暖な気候です。夫も半袖に着替え、身軽な格好でお散歩しました。東京よりだいぶ湿気があって、ジメジメと感じましたね~。
そうこうしているうち、定刻前に無料送迎バスが登場。まずはホテルへと向かいます。
今回の旅で2泊ともお世話になるホテル「グランヴィリオリゾート石垣島」です。
グランヴィリオリゾート石垣島では、宿泊スタイルによって2つの建物に分かれています。私たちはスタンダードな「グランヴィリオガーデン」へ宿泊しました。
スマホでスクロールできます
グランヴィリオガーデン | 正面に海を臨むホテルの客室タイプ |
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ヴィラガーデン | プライベート空間を重視したコテージタイプ |
グランヴィリオガーデンの客室タイプはいくつかありますが、私たちは「オーシャンビュールーム」をチョイスしました。テラスから竹富島や海の絶景を一望できる、贅沢なお部屋です。
広さも37~44㎡と十分。ベッドは大きめで、寝心地もバツグンです!
ホテル名 | グランヴィリオリゾート石垣島 グランヴィリオガーデン |
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住所 | 沖縄県石垣市新川舟蔵2481-1 |
アクセス | 新石垣空港から車で29分 |
公式HP | https://www.grandvrio-hotelresort.com/ishigaki/grandvriogarden/ |
じゃらんでチェック
石垣島南部を徒歩観光
部屋へ荷物を置いてから、ホテルの徒歩圏内をお散歩がてら観光していきます。
写真のとおりあいにくの天気ではありますが、雨は降っていません。道すがら RPGでプレイヤーに話しかけてくるタイプの木(毒攻撃あり)にエンカウントしました。
そういえば、この日は木曜日です。世間一般でいえば紛れもない平日。
それもあってか、夫のスマホには時折りクライアントから電話が入っていました。日本最南端にいながら仕事をする夫、頭が下がる思いです。
石垣島ガラス工房ポンテ
沖縄の郷土工芸品として名高い「琉球ガラス」。
今回の旅でも飲食店でたびたび目にしますが、その琉球ガラスを手作り体験できる工房があります。それが「石垣島ガラス工房PONTE」です。
琉球吹きガラスやトンボ玉、ジェルキャンドル体験プランなどが製作工程1時間以内/料金2,500円~用意されています。
なお店舗の一角には琉球ガラスの販売スペースが設けられています。
箸置きやグラス、アクセサリーなど多彩なラインナップです。体験せずとも琉球ガラスの世界を味わえますので、ぜひ足を伸ばしてみてください!
店名 | 石垣島ガラス工房PONTE |
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住所 | 沖縄県石垣市新川1625-35 |
アクセス | グランヴィリオリゾートから徒歩18分 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
公式HP | http://ponte-glass.com/ |
唐人墓
RPGあるある「目標物が見えるのに道がなくて辿り着けない」を、リアルに味わうとは思いもしませんでした。マップアプリって、入口がわかんないんですよもう。
大回りしてやっとの思いで辿り着いたのは、墓地兼観光スポット「唐人墓」。
沖縄県石垣市の観音崎にある墓地。咸豊2年(1852年)のロバート・バウン号事件で犠牲になった中国人苦力の慰霊のため、1971年(昭和46年)に建立された。
引用:Wikipedia「唐人墓」
アメリカの奴隷貿易船内で起きた暴動を発端とし、100人近い中国人の命がここ石垣島で失われたそうです。その霊を悼み、建立された歴史ある建物なのですね。
墓所内には他に、宝くじ普及推進のための建造物もありました。
夫は「縁起がいい」といって撮影していましたが、宝くじほどリターンの薄い投機はないと思っているので購入は断固阻止していきたいと思います。
施設名 | 唐人墓 |
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住所 | 沖縄県石垣市新川 |
アクセス | グランヴィリオリゾートから徒歩18分 |
ネイギャラリー
唐人墓から間もないところに店舗を構えるのは「ネイギャラリー」。
郷土民芸品として広く知られる「八重山友禅染め」の世界を存分に味わうことのできる、ミュージアム兼アートショップです。店内には色とりどりの作品がセンスよく飾られています。
額に入った友禅アートは購入も可能です。同様のアートを用いた各種グッズも販売があります。
店主が気さくな人で、楽しく会話しながら鑑賞することができました。沖縄らしい色使いに惹かれ、ここでおみやげもいくつか購入しています。
ここで購入
- 八重山友禅アートのしおり
- 八重山友禅アートのポストカード6枚
店名 | ネイギャラリー |
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住所 | 沖縄県石垣市新川冨崎1585-105 |
アクセス | グランヴィリオリゾートから徒歩21分 |
公式HP | http://www.nei-museum.net/ |
ミルミル本舗
今回の石垣島散歩で、学んだことがひとつあります。
マップアプリで極端に細い道は「道なき道(けもの道)」である。人通るべからず。
安易に道をショートカットすれば、水溜りと泥と虫と草の総攻撃でHPが削られます。何なの、 スタート地点の村に近いけどレベル低いうちは入れないタイプ のダンジョンなの?
泥まみれのスニーカーでヒイヒイ言いつつ歩き続けた先にこの 牛 。思わず腰がくだけます。
この時点で本日の総歩数1万5千歩。これは夜までに2万歩不可避です。人知れず天を仰ぎました。
- ミルミルジェラート(ミルク×紅いも)
- ミルミルバーガー
「ミルミル本舗」は石垣島の大人気ジェラート専門店です。人気のあまり、新石垣空港にも出店して連日賑わいを見せているといいます。
さて。歩き疲れたあとは、ご褒美のおやつタイムです♡
私はもちろんジェラートをチョイスしますが、夫はあろうことかハンバーガーを注文します。「夕食が食べられなくなるからやめたほうがいい」と、忠告したのですがね…。
思い思いに休憩して英気を養ったあとは、足取り軽くホテルの帰路へとつきました。
店名 | ミルミル本舗 本店 |
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住所 | 沖縄県石垣市新川1583-74 |
アクセス | グランヴィリオリゾートから徒歩25分 |
営業時間 | 10:00~日没まで |
公式HP | https://mirumiru-honpo.com/ |
食べログでチェック
1日目後半「ディナー~ホテルでまったり」
1日目はあまり予定を詰め込まず、のんびりプランで進行していきます。
小民家風料亭「舟蔵の里」でディナー
石垣島旅行初日の夕食は、ホテルからほど近いところに位置する料亭「舟蔵の里」で。
舟蔵の里は3千坪以上の敷地に古民家風店舗が点在する、ひとつの里のような空間です。予約している郷土料理棟のほか、カフェ風の茶房棟、うなぎやかつをふるまう料亭もあります。
あまりに広すぎて敷地内で道に迷い、どうやっても目的地へ辿り着けなかったため茶房棟のスタッフへ道を尋ねる場面も。時間さえあれば、探検してみたいと思うほど作り込まれています。
郷土料理棟は、石垣島きっての人気レストランです。おいしい料理と歌三線の演奏をダブルで味わえる希少性からも、予約は必須。混雑時は2時間制となります。
さて。たくさん歩いてお腹も減ったことですし、早速食事にしましょうか!
八重山郷土料理の数々
- 海ぶどう
- ラフテー
まずは定番の沖縄料理から。
今回の旅行で初の海ぶどうです。このプチプチとした食感が懐かしい。味噌仕立てのソースをつけていただきます。ラフテーもほろっと柔らかくて、すごくおいしかった。
オリオン生ビールですっかり上機嫌の夫も、満足げな様子でした。
- 鶏の唐揚げ(ピパーズの香り)
- ゴーヤチャンプルー
鶏の唐揚げは、ピパーズといわれる香辛料で味つけされていました。別名「八重山こしょう」や「島こしょう」と呼ばれ、独特の甘い香りがします。
ゴーヤチャンプルーは安定のおいしさ。自宅でつくるそれよりだいぶあっさりとしていて、素材本来のよさを楽しめる上品なお味でした。
- 豆腐よう
- なーべらーみそいりちー
豆腐ようって、初めて聞いたんですけど…。知ってます?
夫の飲んでいた泡盛をひとくち貰ったとき、「アルコールの味しかしない…」と評した私です。泡盛で発酵させたこの豆腐ようも、私の舌には合いませんでした。
レアチーズみたいな食感で、話のネタにひとくち食べれただけで十分です。
一見するとどんな料理か想像もつかない「なーべらーみそいりちー」は、「へちまの味噌炒め」。
「舟蔵の里」の店舗情報
「舟蔵の里」の詳しい店舗情報はこちらです。
店名 | 舟蔵の里 |
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住所 | 沖縄県石垣市新川2468-1 |
アクセス | グランヴィリオリゾートから徒歩8分 |
営業時間 | 11:00~14:00/17:00~22:00 |
公式HP | http://www.funakuranosato.com/ |
食べログでチェック
グランヴィリオリゾート石垣島に宿泊
グランヴィリオリゾート石垣島・グランヴィリオガーデンでは、毎晩にわたりロビーでエンタメショーが催されます。ホテルの宿泊客であれば無料で観覧が可能です。
この日は八重山出身のシンガーソングライター「仲田かおり」さんのライブでした。
島唄や島人ぬ宝などの沖縄定番ソングから、波照間の労働歌、ご自身の持ち歌など30分間にわたって存分に満喫できました。胸に響く歌声で、思わず引き込まれましたね…!
ショーを堪能したあとは、その足で大浴場へと向かいます。
そう、ここグランヴィリオガーデンには客室のジャグジーのほか「大浴場」もあるのです!
ロビー横の階段を下りて内廊下を進んだ突き当りにある、バス&サウナ「華のゆ」。もちろん、宿泊客は無料で利用できます。
タオルは使い放題だし、ホテル内の浴場とは思えない充実のラインナップです。
- 内風呂
- サウナ
- 露天風呂
- 岩盤浴
まさか沖縄の地で、かつて慣れ親しんだ岩盤浴を体験できるとは思いませんでした。
2日目前半「朝食~仲間川マングローブクルーズ」
初日は3時起床というハード感でしたが、2日目も 5時起床 となかなかパンチが効いています。
というのも、2日目は3島周遊オプショナルツアーでほぼ全日使うハードスケジュールが待ち構えていることによります。早々に朝風呂を済ませ、準備完了。
ここで旅の醍醐味、ホテルの朝食ビュッフェへと繰り出します。
ホテル内「ラ・メール」で朝食ビュッフェ
ホテルの朝食ビュッフェって、何でこうもワクワクするんでしょうかね?
沖縄郷土料理を含めた和洋40種以上のメニューを前にしたら、眠気も吹き飛ぶってもんです。そして調子に乗った結果が、これ(写真)。
とてもおいしかったので後悔はありませんが、最終日は量を調整しようと心に決めました。
「ラ・メール」の店舗情報
「ラ・メール」の詳しい店舗情報はこちらです。
店名 | ラ・メール |
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住所 | 沖縄県石垣市新川舟蔵2481-1 グランヴィリオガーデン内 |
営業時間 | 6:30~10:00(繁忙期 6:00~) |
公式HP | https://www.grandvrio-hotelresort.com/ishigaki/grandvriogarden/restaurant/ |
食べログでチェック
フェリー「プレミアムドリーム号」航行
この日は朝起きた瞬間から、雨音が室内まで響くほどの豪雨でした。もともと天気が悪いことは承知していたものの、沖縄の雨は容赦ないです。
まさかの 大雨・洪水警報発令 。えぇ~…。
今日の私たちのスケジュール、知ってる? 一番雨降っちゃいけないパターン だよ?
…とまあ、嘆いてもいられません。ツアーの送迎バスへ大人しく乗り込み、石垣港へと向かいます。バスの窓へ打ち付ける雨足は、この先の運命を予感しているようでした。
離島ターミナルでツアーの手続きを済ませたあとは、写真のフェリー「プレミアムドリーム号」で西表島の大原港へと向かいます。時間にして約35分。
これが正直、この旅の 山場 でした。
いや船こんなに揺れるなんて聞いてないし!?
電車もバスも車も一切酔わない私ですが、船だけは別です。とはいえ、これだけ大きなフェリーであれば揺れは少ないものとタカを括っていました。
そこらの絶叫マシーン顔負け級に揺れました。
ここだ。今こそ、ヨガで会得した瞑想で心を無にするのだ…
スタッフがエチケット袋配布に忙しそうでした。
終始満足できるツアーでしたが、唯一ここだけは残念なポイントです。あれだけ揺れるなら乗船前に事前アナウンスや、酔い止め薬の配布くらいあってもいいのではないかと…。
VERTLAでチェック
西表島「仲間川」マングローブクルーズ
西表島へ到着したあとは、トイレ休憩を挟んですぐに別のフェリーへと乗り換えます。向かうは、ツアー第一の目玉「マングローブクルーズ」です!
日本のマングローブの約25%を有する仲間川マングローブ林は、国の天然記念物に指定されています。
ここで圧倒的な大自然を前にした、我々夫婦の会話を覗いてみましょうか…。
雨天にも関わらず、たくさんのツアー船が往来する仲間川。
後半になるにつれ、ようやく生きた心地を取り戻した私。このあたりから少しずつ、マングローブ林の雄大さを楽しむ余裕が出てきたように思います。
フェリーの中では、スタッフによる仲間川マングローブのガイドがあります。
特に面白かったのが、この貝がら。はまぐりに見えますが、実はこれ「しじみ」なんです。仲間川に生息する生き物はどれもビッグサイズなのですね。
元気を取り戻したところで、出発地である大原港へと帰航します。
おわりに
次はいよいよ、母イチオシの「水牛車」体験です!
母
後編の記事では、引き続き3島周遊オプショナルツアーの後半からお送りします。最終日である3日目も手作り体験から豪華ランチ、街歩きにショッピングと盛りだくさんの内容です!
石垣島の旅はまだ始まったばかりですよ~。もっと楽しんでいきましょう♡
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