こんにちは。うい(@uiuiuipot108081)です!
私はこれまで、身内のダイエットに再三関わってきました。
それは無事に成功にいたることもあれば、失敗に終わることもありました。
私は” ダイエット管理者 “として、これまでの事例の検証に時間を割きました。その結果、ひとつの「結論」へと行き着きます。
失敗した例は、参加者の追い込みが足りなかった。
逆にいえば、成功例は彼らを徹底的に追い込み、コントロールしていたことに気づいたのです。
私の理論では、すべてのダイエットはこの2つの掛け合わせで成功できます。
これから詳しくお話しましょう。
こんな人におすすめ
- 絶対に痩せたい
- ダイエットに挫折しがち
- 家族を痩せさせたい
- 管理するのが得意だ
本記事にはPRが含まれます。あらかじめご了承ください。
絶対に痩せさせる「ダイエット計画要綱」
まずすべきは、ダイエット計画の 可視化 です。
語弊がありますが、ダイエットを必要とする人は自分に甘いものです。口約束では、成功はありえません。
そこで私は、ダイエット計画を「要綱」にまとめることを勧めます。
根本を成す大事な事柄。またはそれをまとめたもの。
「ダイエット計画要綱」の項目
これは、要綱に最低限盛り込むべき項目です。
①期間
期間 | 1月6日~3月31日 |
---|
ダイエットの期間は明確に定めましょう。
ただし、長期になるほどモチベーション維持は困難になります。まずは「2~3カ月」が妥当です。
まずは短期間で達成させ、自信をつけさせることから始めよう!
②参加者・管理者
参加者 | 夫/妹/母 |
---|---|
管理者 | うい |
ダイエット計画は、できれば複数名で実施することが望ましいです。
他人へ体重を知られるのが恥ずかしい。この羞恥心こそが、大きな原動力になります。
参加者は複数名、管理者は一人で設定しよう!
③達成条件
達成条件 | 初回計測日からマイナス4kg以上の減量 |
---|
もともとのBMIにもよりますが、3カ月スパンなら概ねマイナス3~5kgが妥当です。
ちなみに気をつけたいのは、「最終計測日」時点を基準に判定すること。
つまり最終日前に目標を達成できていたとしても、最終日に満たしていなければ 無効 ということです。
早抜けはなし。減量し、キープするクセを身につけさせよう!
④達成報酬
達成報酬 | 管理者が各参加者へ現金2万円を渡す |
---|
参加者のモチベを上げる「ご褒美」を考えましょう。
成果報酬の具体例を挙げるとすれば、こんな感じでしょうか。
- 現金
- テーマパークチケット
- ギフト券
私はもっともシンプルな「現金」を選択することが多いですが、皆のやる気が違いますw
参加者・管理者双方にとってフェアな達成報酬を見極めよう!
⑤管理手数料
管理手数料 | 各参加者が管理者へ5千円を支払う (報酬と相殺) |
---|
我々管理者だって、慈善活動はできません。
日々の管理には手間がかかりますし、達成時には報酬さえ負担するのです。計画進行にあたり、相応のバックはあって然るべきでしょう。
なお達成報酬にあたっては、管理手数料を相殺した金額の支払いも可とします。
例20,000円(達成報酬)-5,000円(管理手数料)=15,000円(支払額)
達成報酬の20~25%程度で管理手数料を定めよう!
ペナルティ・罰則について
達成報酬があるならば、当然達成できなかった場合の「ペナルティ」がなければ、フェアではありません。
この2つの項目も必ず「計画要綱」へ盛り込む必要があります。
①未達ペナルティ
各参加者が管理者へ現金2万円を渡す
なお途中リタイアにおいても、参加者は管理者へ未達ペナルティを全額支払うものとする
ただしやむを得ない事情においては、その限りではない
達成条件に満たなかった場合のペナルティは、「達成報酬」と同等であるべきです。
なお本計画に合意した以上は、期間満了まで全うすることが最低条件。したがって、何らかの理由によりリタイアした場合も未達と同等のペナルティが課されるものとします。
ただしやむを得ない事情においては、管理者の判断に委ねられます。
リタイア時のペナルティも記載することで「絶対に逃れられない」環境をつくろう!
②リバウンド罰則
所定期間内にリバウンドが確認された場合、参加者は達成報酬を審判者へ全額返金する
- 期間:4月1日~9月30日(半年間)
- 対象者:上記計画の達成者に限る
- 管理者:うい
- 返金条件:達成体重からプラス2kgの増量
- 誓約事項:管理者へ嘘偽りなく申告する
強引に痩せることは難しくありません。
しかし無理なダイエットは、必ず リバウンド するもの。
ダイエットを中断したあと、体重がもどること。
達成体重をキープできない限りは意味がありません。そこで、「リバウンド罰則」も添えて計画後も意識づけをおこなっていきます。
期間は本計画満了後から「半年間」がベスト。減量体重の5割以上の増量があった場合に「リバウンド」判定とし、達成報酬を全額徴収します。
リバウンドにも抜け目をなくし、体重の自己管理をクセづけよう!
ダイエットを成功に導く「管理ツール」
計画要綱をまとめたら、次にすべきは「管理ツール」の作成です。
これらを用いて週に1回体重を報告してもらい、参加者同士でモチベを刺激しながら切磋琢磨できる環境をつくり上げます。
なお、いずれも既存のプラットフォームを利用します。
体重管理スプレッドシート
まずは管理用プラットフォームとして、「Googleスプレッドシート」を活用します。
パソコン、スマートフォン、タブレットのどこからでも新しいスプレッドシートを作成して、他のユーザーと同時に編集。インターネットに接続していなくても作業を継続でき、Excel ファイルも編集できる、Googleの無料サービス。
Excelなどの表計算ソフトに比べ、リアルタイムに反映されるデータを複数名で閲覧できるスプレッドシートは、本趣旨にマッチしています。
このスプレッドシートを使って作りたいフォーマットは、この2つ。
それぞれ図解つきで紹介していきます。
体重推移表
これが「体重推移表」の完成形です。
週1の申告体重を入力していくためのフォーマットですね。参加者ごとに色替えをすると見やすいです。
参加者 | |
---|---|
測定日 | 体重 |
列の「測定日」には、あらかじめ週の決まった測定日を入力しておきましょう。
体重推移グラフ
次に、先ほどの「体重推移表」のデータを吸い上げた「体重推移グラフ」を作成します。
- メニューから「グラフ」を選択する
- グラフが挿入される
- グラフエディタの「データ」を編集する
- グラフエディタの「カスタマイズ」を編集する
- 完成!
順を追って解説していきますね。
①メニューから「グラフ」を選択する
データを全選択し、メニューから「挿入」>「グラフ」の順で選択します。
②グラフが挿入される
初期設定のグラフが挿入されます。
③グラフエディタの「データ」を編集する
グラフエディタの「データ」の項目ごとに、以下のとおり編集します。
グラフの種類 | 折れ線グラフ |
---|---|
データ範囲 | 変更なし |
X軸 | 日付 |
系列 | 参加者 |
行(参加者)を見出しとして使用 | |
列(日付)をラベルとして使用 |
④グラフエディタの「カスタマイズ」を編集する
グラフエディタの「カスタマイズ」のうち、以下の項目のみ編集します。
グラフと軸のタイトル
グラフのタイトル | 体重推移グラフ |
---|
系列
軸 | 左軸 |
---|---|
線の太さ | 2px |
ポイントのサイズ | 7px |
ポイントの形 | 円形 |
データラベル |
横軸
ラベルをテキストとして使用する |
縦軸
ラベルをテキストとして使用する | |
最小値 | 参加者の目標体重-5kg |
---|---|
最大値 | 参加者の開始体重+5kg |
範囲外のデータを表示しない |
⑤完成!
お疲れ様でした。「体重推移グラフ」の完成です!
これで体重推移表へ入力された数値が、体重推移グラフへ自動的に反映されるようになります。
体重管理LINEグループ
肝心の参加者の体重申告手段には、「LINE」を活用します。
LINEで専用の「グループ」を作成し、参加者と管理者を全員トークに参加させます。
一元管理しやすいほか、申告漏れ等のケースで参加者同士が互いに干渉し合えるため、管理コストが省けるメリットもあります◎
あとは、LINEグループ内の機能を使って管理しやすい環境をつくります。
順に解説していきますね。
ノート
まず活用したいのは、「ノート」機能です。
思い出を記録して、大切な情報をいつでも確認できるように残しておける機能。投稿をシェアすることもできる。
時系列で流れていってしまうトークとは別に、いつでも内容を確認できる機能がノートです。ここに残したい情報は、この2つ。
- 計画要綱
- スプレッドシートURL
まずは前項の「ダイエット計画要綱」をアップロードし、いつでも閲覧できるようにします。
そしてもう一つが、先ほど作成した「体重管理スプレッドシート」のURLです。
スプレッドシート共有URLの取得
Googleスプレッドシートの右上にある「共有」ボタンを押すと、共有設定にアクセスできます。
ここで「リンクを知っている全員が閲覧可」とし、「リンクをコピー」します。あとはリンクをLINEのノートへ貼り付けて完了です!
体重管理スプレッドシートの権限
編集権限 | 管理者のみ |
---|---|
閲覧権限 | 全員 |
トークルーム
トークルームでおこなわれる申告は、こうです。
毎週の測定日に「体重計の数値を写した写真」を送信する
管理者はその数値を見て、体重管理スプレッドシートへ転記し、体重の変動・推移を追います。
私たちのグループは、常にダイエット談義が盛り上がっていました。参加者同士で意識を高め合える場として、ぜひ積極的に活用してみてください!
おわりに
冒頭のスローガンを体現した計画、いかがだったでしょうか。
ただし、これはあくまでベースです。あなたのケースや参加者に合わせて、ぜひ柔軟に応用してみてくださいね。
あなたと、あなたの大切な人が、この先もずっと健康でいられますようにー…。
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