【石和温泉旅行記・後編】東京から片道２時間の秘境で非日常を味わう！

こんにちは。うい（@uiuiuipot108081）です！

夫婦ともに初めて降り立った地、山梨県にある「石和いさわ温泉」。

東京から高速バスで片道２時間と、抜群の好立地にありながら草津や箱根の影に隠れた存在感の薄い温泉地です。

しかしひとたび足を踏み入れたら、その先入観は見事に覆くつがえされました。

石和、楽しすぎ。

石和温泉旅行記・前編はこちら
【石和温泉旅行記・前編】山梨の観光名所を夫婦が徹底的に遊び尽くす！

夫婦でゆく初の石和温泉旅行、後半戦は旅の醍醐味だいごみ「夕食」からスタートです！

１日目夜～「夕食～ホテルイベント参加」

思いのほか観光が楽しくてすっかり忘れていましたが、当初の第一目的は” 癒し “です。

岩盤浴や部屋付露天で最高の幕開けとなったホテルステイ。引き続きスケジュールを組みつつ、隅から隅まで堪能たんのうしようと思います！

18:15～「夕食（部屋出し）」

宿泊中のホテル甲子園では、プランや客室により夕食が部屋出しになります。

私たちの客室「風林ふうりん」では部屋食対応でした。時間になりしだい、仲居さんが手際よく給仕きゅうじをしてくださいます。

折角なので、全部とはいきませんができる範囲で紹介しながらいただくことにします♡

前菜

小椀の先付けをいただいたあとは、前菜の盛合せです。

この日は秋刀魚さんまや栗など秋の食材を用いた品が中心でした。食材で紅葉をかたどるなど、目でも楽しめますね。

御造り

そして御造おつくり。

仕入れ状況により内容は異なりますが、この日は「ぶり」「まぐろ」「ほっき貝」などでした。

揚物

続いて揚物。初めて知りましたが、ししゃもって漢字で「柳葉魚」と書くのですね。

肝心のお味はサクサクで香ばしくて、実においしい。栗や紅葉に見立てた揚物もホント、いい味出してます。

煮物

焼物を挟んだ次の煮物では、フタを開けた瞬間思わず「わぁ♡」と感動しちゃいました。

柿に見立てた「鴨饅頭かもまんじゅう」です。古くから伝わる京料理のひとつで、鴨肉のそぼろを皮で包んだ一品。優しいお味がしました。

台物

いよいよメインがやってきました。

この日の台物は「甲州牛こうしゅうぎゅうステーキ」。柔らかい肉質と上質な脂が特徴の甲州牛肉を、鉄板でさっと焼き、塩または特製ソースでシンプルにいただきます。

脂のノリが絶妙で、少量でも十分すぎるほどの満足感がありました。

食事

…と、そろそろかな？食事を始めた頃に火をかけた釜飯が炊き上がったようです。

しめじやまいたけなど、色んな種類の茸をたっぷり混ぜ込んだ「木の子釜飯」。おこげも余すことなくいただきます。

はあ。おいしいご飯って、どうしてこんなに幸せなんだろう…♡

水菓子

赤出汁味噌汁やお漬物を経て、最後はデザートです。

中央には林檎に見立てた餡子入りのお饅頭が、サイドには季節のフルーツ（メロン・柿）が添えられていました。

はい、もう頭から足の先まで大満足です。

20:00～「貸切露天風呂」

夕食を済ませ、少し食休みできたら次は貸切露天風呂へと向かいます。

ホテル甲子園には３種類の貸切露天風呂があり、一般開放されているのは現状２つです。貸切露天のある離れの様子はこのとおり。

引用：ホテル甲子園

今回、私たちが利用したのはこちら。和モダンな内装が特徴的な「尾白おじろ」です。

引用：ホテル甲子園

2018年8月にオープンしたとあって、古さを感じることのない綺麗な空間でした。

１回の利用ごとに清掃が入るのも嬉しいポイント。脱衣所が水でビチャビチャでは、折角の雰囲気も台無しですからね。

お風呂から上がったら、大浴場横にある湯上がり処で体を休ませ…。

いよいよ、ホテル甲子園最大のイベント「奥庭大滝ライトアップ」へと向かいます！

21:15～「奥庭大滝ライトアップイベント」

チェックイン時、仲居さんからこのように案内を受けていました。

” 県内最大級 “とか” 今世紀最大 “なんて類たぐいの言葉はハナから信用しない、ひねくれ者の私ですが…？

奥庭茶屋アルプスにて

私は、己の浅はかさを恥じました。

これは県内最大級。

滝。紛まぎれもない滝です。あれ？滝って、中庭にあるものだっけ……？

滝の打ち付ける水音を耳で楽しみながら、ワインやコーヒー片手に寛くつろぐひととき。はんてんやひざ掛けなどの防寒具も完備で、まさに至れり尽くせりでした。

イベント鑑賞後は線香花火のサービスも。夫とふたり、童心に返って楽しめました。

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２日目「山梨一の人気スポット半日観光」

おはようございまーす！

いやー、いい天気ですね！昨夜見た中庭も、朝にはまったく違う表情を見せてくれました。

気分がいいので、鯉にエサをあげちゃいます！ 鯉おいで～。朝ごはんだよ～！

……いやちょっと待って一気に来過ぎじゃない？そんなに集まっても全員に行き渡らないよ？ていうか口開け過ぎ…えっ。きｍ

7:45～「朝食」

ホテル甲子園では、朝食会場で朝ご飯が振る舞われます。

こちらが本日の朝食御膳です。

サラダや湯豆腐、焼鮭、がんもに卵焼きなどなど、定番ながらしみじみとおいしい和の膳でした。お味噌汁やご飯はもちろん、納豆やお漬物などもおかわり自由です。

朝食後に身支度を整えたら、石和観光・後編スタートです！

10:45～「笛吹川フルーツ公園散策」

ここは本日の唯一ゆいいつの目的地、「笛吹川ふえふきがわフルーツ公園」です。

石和温泉地よりJR中央線で一駅の「山梨市やまなしし駅」から、路線バスで5分の位置にあります。遊具やカフェ、足湯に温泉、ホテルが一堂に会する自然いっぱいの都市公園です。

もちろん園内には、名称の由来となった「くだもの」がい～っぱい！たとえば柿や…。

上を見上げればぶどうもなっているし…。

なんと季節外れの 桃 まで！……ん？

担当者「山梨の名物、富士山🗻と桃🍑を使って郵便ポストをつくりたい」

デザイナー「えっ…。どちらも、ですか？どちらか片方では…？」

担当者「いや富士山と桃はマストだろう。何とかしてくれ」

デザイナー「は、はあ…。尽力します…」

作品名【限界】 pic.twitter.com/fD3bNExveN

— うい (@uiuiuipot108081) November 9, 2019

地下展示施設「くだもの館」

思わぬ足止めを喰らいましたが、気を取り直して散策再開。

次は笛吹川フルーツ公園内の人気スポット「くだもの館」です。くだものやワインの歴史を学べるほか、くだものがテーマの体験型アトラクションもあります。

あーうん。当たってる当たってる～。

昔、友だちに「初対面では大人しいお嬢様だと思ったけど、中身は ただの変人 で安心した」って言われたくらいだし。むしろ開き直ってますから。

へえ～。ふざけた占いだと思っていたけど意外と勉強になるかも。

いや適当かよ。

私の…正直な、気持ち…？

花の広場

フルーツ占いの効果もあり？甘いものが苦手な夫を見事説き伏せることに成功した私。

早速くだもの館を出て、フルーツ公園を抜けた先の「フルーツパーク富士屋ホテル」へと向かいます。写真は道中「花の広場」の一角です。

秋の花といえばコスモス。

すっきりと晴れわたる青空に、ピンク色のコスモスは目が覚めるような美しさでした。

施設情報はこちら

12:30～「フルーツパーク富士屋ホテルでランチ」

笛吹川フルーツ公園の敷地をのぼっていくと、遠目にレンガ色の建物が見えてきました。

この建物こそ、富士屋ホテルチェーンが送る「フルーツパーク富士屋ホテル」です。

ホテル内には複数の飲食店がありますが、特に人気なのがここ「カフェ ベラヴィスタ」。季節ごとに入れ替わる「フルーツパフェ」目的で訪れる客が、後を絶たないのだそうです。

引用：カフェ ベラヴィスタ

見てください、この 造形美 。

直径20センチは優に超えているのではなかろうか。大きな器にアイスクリームやチョコレート、マロングラッセなどが何層にも折り重なり、舌が飽きずに味わえます。

…キウイフルーツよありがとう。君のことは一生忘れない。

ああもちろん、スイーツ以外に食事のメニューもあります。

夫は名物「クラブハウスサンド」を頼んでいました。大きめにカットしたサンドイッチが４つで、ボリュームも味も文句なしです♪

「カフェ ベラヴィスタ」の店舗情報

「カフェ ベラヴィスタ」の詳しい店舗情報はこちらです。

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カフェ ベラヴィスタ

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おわりに

こうして笛吹川フルーツ公園を後にし、最後は石和温泉街でお土産を買って帰路につきました。

山梨の雄大な自然に触れ、心から癒された２日間であったと思います。

東京からでもアクセス抜群の温泉地「石和いさわ」。あなたもぜひ、週末旅行にいかがですか？

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